【食生活動向調査】麺、ヨーグルト、ご飯の利用増-Jミルク2021年8月30日
Jミルクは8月26日、「新型コロナウイルスの影響に関する食生活動向緊急調査」の結果を公表した。ワクチン接種の進捗によって牛乳・乳製品の消費動向がどんな方向に向かうかを探るため7月に実施した。15歳から60歳代の男女でインターネットによる5000サンプルを調査した。
感染拡大前(2020年4月以前)にくらべて、家族も含めて食べる機会が増えたという回答の上位3位は麺類(21.3%)、ヨーグルト類(20.8%)、ご飯・米料理(19.0%)だった。
また「現在、牛乳・乳製品を利用したいという気持ちはどのように変化しているか」を聞いたところ、「食べるヨーグルト」では「強くなってきている」(1)が6.7%、「やや強くなってきている」(2)が16.3%、「変化なし」(3)が72.8%、「弱くなってきている」(4)が2.0%だった。
「牛乳」では(1)が5.7%、(2)が12.4%、(3)が77.4%、(4)が2.8%だった。Jミルクによると今回の調査でも感染拡大後に利用増加率が高くなった順に利用意向の強まりが見られる結果だったという。
ワクチン接種の心理的な作用についても聞いた。
ワクチン接種をすることで「新型コロナウイルスにまつわる危険や不安、恐怖が和らぐと思うか」との問いに対して「とても思う」17.2%、「思う」57.2%、「あまり思わない」21.0%、「まったく思わない」4.7%だった。
一方、ワクチン接種することに「不安、怖いと思うか」との問いには「とても思う」14.3%、「思う」37.5%、「あまり思わない」37.4%、「まったく思わない」が10.8%だった。
また、牛乳類の飲用・利用頻度が高い人ほど、今後のワクチン接種意向の割合が高いという結果も示された。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日