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牛の生産性向上とメタン抑制両立へ ムーンショット型農林水産研究シンポジウム開催 農研機構2021年9月14日

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農研機構は10月7日、ムーンショット型農林水産研究開発事業の研究課題「牛ルーメンマイクロバイオーム完全制御によるメタン80%削減に向けた新たな家畜生産システムの実現」に関するシンポジウムをオンラインで開催。牛のゲップに含まれるメタン排出削減の取り組みと、期待される成果について発表する。

農研機構は、農林水産省の「みどりの食料システム戦略」で位置付けられた温室効果ガスの削減に向けた様々な研究開発に取り組んでいる。また、牛メタン削減コンソーシアムの構成員として、2050年までに牛の消化管発酵由来のメタン産生量の80%削減と乳・肉生産性10%向上を可能とする、持続的な家畜生産システム開発における現在の取り組みについて発表する。

同シンポジウムでは、メタン削減を実現するための飼料資源開発、ルーメン微生物研究、ルーメン発酵モニタリングシステム開発について発表。また、これらの研究の実現の可能性、海外や各分野からの期待についてメッセージが寄せられ、併せて、アンケートにより削減技術などへの意見を集約し、プロジェクト成果資料作成の参考とする。

<開催概要>
日時:10月7日13:00~16:00
開催方法:オンライン開催(Zoomウェビナー)
定員:約300人
申込方法:北海道大学のホームページから、申込みフォームで申し込む。
申込締切:当日のシンポジウム終了まで申込可能

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