十勝産チーズの価値を向上 北海道にナチュラルチーズ研究拠点を開設 明治2022年4月27日
明治は、北海道でナチュラルチーズを研究する新拠点として十勝工場(北海道河西郡芽室町)内に「十勝チーズ研究センター」を設置した。ナチュラルチーズの商品開発力を強化し、日本の酪農・乳業の持続可能な発展につなげる。
十勝工場と十勝チーズ研究センター
同社は、東京都八王子市の明治イノベーションセンターで、商品の研究開発を行っている。このほど、ナチュラルチーズの研究開発機能の一部を「十勝チーズ研究センター」に移管。十勝の生乳を用いた商品の開発から生産までのスピードアップを図り、地域との連携を深めることで明治北海道十勝ブランドを強化する。
ナチュラルチーズの品質は原料乳に大きく左右されるため、新鮮で高品質な十勝の生乳を商品開発のスタート時点から使用できるのは大きなメリットとなる。また、十勝産チーズの美味しさを科学的に探究する取り組みにも着手する。
同社は2019年に十勝の産業振興に取り組む「フードバレーとかち推進協議会」と連携し、十勝産生乳から分離した乳酸菌を用いたヨーグルトの生産・販売を実現し、十勝の地域振興に努めてきた。今後は、チーズにおいても、地域の生産者と一体となって「十勝」の活性化に取り組む。
また、ナチュラルチーズの商品開発は手作りに始まり、段階的なスケールアップを経て量産化の方法を確立し、最終的には工場における製造に至る。今回、研究機能を生産工場内に設置して開発と生産の距離を縮めることで、商品化スピードの向上を図る。
重要な記事
最新の記事
-
米価上昇止まらず 4月7日の週のスーパー販売価格 備蓄米放出効果いつから2025年4月21日
-
【人事異動】農水省(4月21日付)2025年4月21日
-
【人事異動】JA全農(4月18日付)2025年4月21日
-
【JA人事】JA新ひたち野(茨城県)新組合長に矢口博之氏(4月19日)2025年4月21日
-
【浜矩子が斬る! 日本経済】四つ巴のお手玉を強いられる植田日銀 トラの圧力"内憂外患"2025年4月21日
-
備蓄米放出でも価格上昇銘柄も 3月の相対取引価格2025年4月21日
-
契約通りの出荷で加算「60キロ500円」 JA香川2025年4月21日
-
組合員・利用者本位の事業運営で目標総達成へ 全国推進進発式 JA共済連2025年4月21日
-
新茶シーズンが幕開け 「伊勢茶」初取引4月25日に開催 JA全農みえ2025年4月21日
-
幕別町産長芋 十勝畜産農業協同組合2025年4月21日
-
ひたちなか産紅はるかを使った干しいも JA茨城中央会2025年4月21日
-
なじみ「よりぞう」のランドリーポーチとエコバッグ 農林中央金庫2025年4月21日
-
地震リスクを証券化したキャットボンドを発行 アジア開発銀行の債券を活用した発行は世界初 JA共済連2025年4月21日
-
【JA人事】JA新潟市(新潟県)新組合長に長谷川富明氏(4月19日)2025年4月21日
-
【JA人事】JA夕張市(北海道)新組合長に豊田英幸氏(4月18日)2025年4月21日
-
食農教育補助教材を市内小学校へ贈呈 JA鶴岡2025年4月21日
-
農機・自動車大展示会盛況 JAたまな2025年4月21日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」おかやま和牛の限定焼肉メニューは「真夏星」 JAタウン2025年4月21日
-
「かわさき農業フェスタ」「川崎市畜産まつり」同時開催 JAセレサ川崎2025年4月21日
-
【今川直人・農協の核心】農福連携(2)2025年4月21日