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群馬県で豚熱 国内82例目2022年6月16日

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農林水産省は6月15日、群馬県で豚熱の患畜が確認されたと発表した。国内82例目。

14日に同県桐生市の農場で死亡頭数が増加しているとの通報を受けて、群馬県が立ち入り検査で病性鑑定をしたところ、豚熱の疑いが生じたため農研機構で精密検査を実施、15日に患畜と判明した。

農場では5100頭飼養していた。

農林水産省は「豚熱・アフリカ豚熱防疫対策本部」を持ち回りで開催し、飼養豚の殺処分や感染経路究明などのための疫学調査チームの派遣などの対応を確認した。

農水省は農場の消毒や野生動物の農場への侵入防止など飼養衛生管理基準の遵守についての指導を徹底するとしている。

群馬県内では8例目。5月10日に国内で81例目となる7例目が桐生市内で確認された。疫学調査チームの報告によると、7例目の農場から12km程度の地点で4月に豚熱に感染した野生イノシシが確認されていた。

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