「肉用牛生産における温室効果ガス削減可視化システム構築事業」へ協力 伊藤ハム米久HD2022年6月20日
伊藤ハム米久ホールディングスは、全国肉牛事業協同組合と東京農業大学が共同実施する「肉用牛生産における温室効果ガス(GHG)削減可視化システム構築事業」に、同社の和牛生産事業の協力農場のみらいファーム(鹿児島県志布志市)を通じて協力する。
同事業は、①牛のゲップ中のメタンが削減できる飼料の給餌、②排せつ物の早期の好気性発酵促進等、先進的な取組事例におけるGHG削減の実態を科学的に把握し可視化することにより、肉用牛生産者に対してGHG削減への対応方向を提示できる仕組みの構築を目的としている。
伊藤ハム米久ホールディングスは、協力農場の「みらいファーム」で肥育する一部の黒毛和種の飼料に、牛のゲップ中のメタンを抑える働きのある天然素材由来のカシューナッツ殻液飼料「ルミナップ」(登録商標:出光興産)を2021年6月から給餌しており、その経験を踏まえて今回の事業協力となった。
この飼料の給餌効果による実証実験に協力することで、牛のゲップ中のメタン削減の普及に寄与し、畜産業に携わる企業として環境負荷の低減に取り組み、持続可能な和牛生産事業を推進する。
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