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乳用牛 1万5000頭増加 1戸当たり103.1頭 100頭超える 畜産統計2022年7月13日

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農林水産省は7月12日、2月1日現在の畜産統計を公表した。

【乳用牛】
乳用牛の飼養戸数は1万3300戸で前年に比べ500戸(3.6%)減少した。

飼養頭数は137万1000頭で前年に比べ1万5000頭(1.1%)増加した。2018年から5年連続で増頭している。

飼養頭数の内訳は、経産牛は86万1700頭で前年に比べ1万2400頭(1.5%)増加した。また、未経産牛は50万9500頭で同3000頭(0.6%)増加した。

一戸当たりの飼養頭数は103.1頭と初めて100頭を超えた。

飼養戸数は全体では減少したが、成畜(満2歳以上の牛)が100~199頭規模は前年比+2.1%、200頭以上は同+9.7%、300頭以上は同+10.1%と大規模化が進んでいる。

飼養頭数も100~199と200頭以上の階層で増え、これら2つの階層で全体の約5割を占めている。

飼養戸数は沖縄県では増えたがそれ以外は減少した。飼養頭数は北海道、関東・東山、中国で増加、北陸と四国で前年並みとなり、それ以外の地域は減少している。

飼養頭数は北海道が全国の6割を占める84万6100頭となっている

2021年の生乳の生産量は759万tで前年比2.0%増で5年連続で増産となった。

ただ、生乳の価格指数(2015年=100)は2020年の106.1に対して2021年は105.0と下がり厳しい。

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