天候不順で牛乳類の消費再び減少 Jミルク2022年7月22日
Jミルクは7月21日に需給短信を発表した。天候不順で再び家庭内消費が減少している。
7月11日からの週の牛乳類の家庭内消費は、全国的に暑さが続いた6月27日の週をピークに2週間連続で販売個数が減少した。
牛乳類トータルで販売個数は、前年比94.7%となった。全品目で前年を下回った。
全国的に気温は平年並みだったが、一部地域では豪雨による被害が出るなど降水量が多かったことが消費に影響したと考えられるという。
牛乳の販売個数は2019年同期比で97.6%とコロナ禍前の水準を下回った。ヨーグルト類は6月20日の週以降、3週連続で販売個数が減少している。直近ではとくに大容量タイプが前年を大きく下回った。
全国の新型コロナ感染者数は22日に18万人を超えて過去最大となった。今後の行動制限の有無など業務用・家庭内需要への影響を注視する必要がある。
一方、気象庁の8月の気温予測は東日本、西日本ともに平年よりも高くなる確率が50%と予測されている。飲用向けを中心とした需要増加が期待されることから、広域生乳輸送を通じた安定供給に向けた事前の準備、協力体制を確認することが必要だとしている。
Jミルクは、引き続き需要の喚起や、底上げを図るための取り組み強化が重要としている。
重要な記事
最新の記事
-
新春特別講演会② 地域のつながり大切に 全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長 湯浅誠さん2025年2月6日
-
米の生産目安「各県で需要動向分析を」山野JA全中会長2025年2月6日
-
【特殊報】マンゴーにリュウガンズキンヨコバイ 農作物で初めて発生を確認 沖縄県2025年2月6日
-
JAいるま野DX事例公開! 受注業務の手入力をAI-OCRに切り換え「38人→4人」の省人化を実現 PFU2025年2月6日
-
飼料用米 地域実態ふまえ政策位置づけを 食農審企画部会2025年2月6日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】米価高騰の議論で見落とされていること2025年2月6日
-
シャインマスカット栽培の課題解決へ「ハウスぶどう防除研究会」岡山で開催 JA全農2025年2月6日
-
かんきつ栽培の課題解決へ「ハウスみかん防除研究会」岡山で開催 JA全農2025年2月6日
-
フルーツ王国ふくしま「ゆうやけベリー・県産いちご」収穫フェア JA東西しらかわ直売所で開催2025年2月6日
-
丸全昭和運輸、シンジェンタジャパン及び三井化学クロップ&ライフソリューションと共同配送に向けた検討を開始2025年2月6日
-
特定外来生物ナガエツルノゲイトウ 水稲移植栽培での除草剤による防除技術を開発2025年2月6日
-
外食市場調査12月度市場規模は3563億円 コロナ禍前比88.2%で2か月連続後退2025年2月6日
-
佐野プレミアム・アウトレットで栃木県産のいちごフェア開催 いちご大使のコリラックマも登場 JA全農とちぎ2025年2月6日
-
豆腐づくりの原点に返った「職人(クラフト)豆腐」新発売 温豆乳を使用する新製法開発 アサヒコ2025年2月6日
-
岐阜、福島、静岡のこだわり"いちご"でパフェやデザート 「資生堂パーラー銀座本店サロン・ド・カフェ」の2月限定メニュー2025年2月6日
-
鳥インフル 米サウスダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年2月6日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年2月6日
-
トラクタ、コンバイン、乗用全自動野菜移植機を新発売 クボタ2025年2月6日
-
農業・観光・教育の機能備えた再エネ発電所建設へ クラファン第2期開始 生活クラブ2025年2月6日
-
日本最大級「パンのフェス」関西初上陸 大阪で3月開催 出店第1弾発表2025年2月6日