"口に入るものは間違ってはいけない" 創業50周年記念事業『秋川牧園のこと』出版2022年8月2日
養鶏のほか多品目の生産・加工・流通まで自社で一貫して担い、農業分野で初上場した秋川牧園が創業50周年記念事業として、半世紀以上にわたって貫いてきた理念を読み解く『秋川牧園のこと』(プレジデント社刊、1000円・税込)が8月1日に出版された。
秋川牧園について記した『秋川牧園のこと』
秋川牧園は、1972年に山口県山口市仁保で創業し、採卵養鶏に始まり、現在では、養鶏のほか多品目の生産・加工・流通まですべて自社で一貫して担う企業に成長した。食べ物づくりにおいて"安心・安全"をキーワードに、創業以来大切にしてきた、"口に入るものは間違ってはいけない"という言葉は、全国の秋川牧園のファンの間では、SNSのハッシュタグになるほど話題になった。50周年を節目に、同書では企業理念の誕生秘話や、"なぜ、秋川牧園がここまで安心・安全な食べ物づくりを行うか"に迫り、その苦難の道を記した。
同書は、(1) 安全な食べ物づくりへの道のり、(2) 卵から始まった事業が多品目生産から加工に至る、現在までの様子を知る解説付き年表、(3) 生産・加工品に関するこだわりの歴史と現在の取り組み、(4)301品目にも上る自社製品の一部を紹介するの商品ガイドなどで構成。また、「広辞苑」をなぞらえ、秋川牧園を語る上で欠かせない「ポストハーベスト農薬」などのキーワードを解説した「秋川牧苑」もある。雑誌形式で、秋川牧園が手がける、養鶏、酪農、野菜の生産、冷凍食品・乳製品加工、全国への宅配など普段は見られないところも紹介している。
『秋川牧園のこと』は、秋川牧園会員注文サイト、秋川牧園公式ウェブショップ、同社敷地内直売店、文栄堂書店(山口本店・ゆめタウン山口店)で販売。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日