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牛乳 家庭内需要拡大を 需給短信公表 Jミルク2022年8月8日

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Jミルクは8月4日、需給短信を公表した。牛乳類の家庭内消費は依然として前年を下回っており、需要拡大の取り組みが重要だとしている。

7月25日の週の牛乳類の家庭内消費は、前年同月比97.6%と前年より下回って推移しているが、前週(7月18日週)よりも販売個数は増加した。

牛乳については2022年度で最大の販売個数となり、コロナ禍前と比べても100.9%と若干上回る販売個数となった。

7月25日からの週は気温が例年より高かったことが消費を後押ししたと考えられるという。

原材料価格高騰や円安におり、食料品等の値上げは8月も続いており、今後の家庭内消費に逆風となるとJミルクは想定する。また、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が再び増加傾向となっていることから、首都圏を中心とした消費地での業務用需要への影響が懸念される。

ただ、向こう3か月予報では気温が平年よりも高くなると予測されており今夏は昨年よりも飲用需要の増加が期待されるとする。台風などの広域生乳輸送への影響を想定しつつ、「飲用市場に混乱が生じないよう安定供給を図ることが重要となる」とJミルクは強調している。

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