北海道・美幌峠牧場 牧草採草地の有機管理面積が2.3倍に ワタミファーム2022年10月21日
有限会社ワタミファームにおいて、北海道で放牧酪農を営む美幌峠牧場は10月、採草地の有機認証の面積を新たに1万1910アール拡大。東京ドーム約44個分の2万640アール(206ヘクタール)で2021年比2.3倍となり、美幌峠牧場における全管理面積の73.8%が有機認証ほ場となった。
ワタミファーム美幌峠牧場
ワタミファーム美幌峠牧場は、動物福祉、環境負荷低減をテーマに、約300ヘクタールの広大な面積を生かした放牧酪農を行っている。また、飼料の自家生産にも積極的に取り組んでおり、現在美幌峠牧場で使われる飼料は、自家生産の牧草を中心に約99%を国内飼料でまかなっている。このほど、採草地の有機認証ほ場が拡大することで、牧草全体の約60%が有機栽培の牧草となった。
美幌峠牧場で生産した生乳は、クリームコロッケやソフトクリームとしてワタミグループの外食店舗・宅食の弁当総菜として提供されている。
ワタミファームは、2001年から有機農業に取り組み、土壌が持つ本来の力を引き出した滋養にあふれた野菜づくり、環境への負荷が少ない土づくり、ストレスのかからない飼育方法で酪農に取り組んでいる。地域に根ざした有機農業を全国各地で発展させるため、「土づくり、人づくり、地域づくり」を合言葉に、農場や牧場での土づくりにこだわり、地域にあわせた有機循環型モデルタウンづくりを推進している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日