牛の総合診療サポートツール「U-メディカルサポート」提供開始2023年2月3日
スカラコミュニケーションズとデザミス、三井住友海上の3社は、農林水産省が活用を推進する遠隔診療や、電子カルテ、指示書作成等の機能を備えた牛の総合診療サポートツール「U-メディカルサポート」を開発し、1月31日からサービスの提供を始めた。
デザミスと三井住友海上は2020年から牛の行動モニタリングシステム「U-motion(ユーモーション)」に、家畜共済の診療費自己負担部分を補償する保険を自動付帯した「牛の診療費補償サービス」を展開。
その中で、遠隔地等での家畜診療の迅速な提供や獣医師不足、獣医師の業務負荷軽減、家畜の疾病予防、農家の生産性向上等のさまざまな課題を把握したことから、システム開発会社のスカラコミュニケーションズも加わり、1つのツールでシームレスに家畜診療が行える「U-メディカルサポート」を開発した。同サービスは、遠隔診療や電子カルテ、牛の行動データ連携などの機能を搭載しており、獣医師・農家の業務効率化、生産性向上を実現。業界のワークスタイルの変革を支援する。
U-メディカルサポート
◎「U-メディカルサポート」サービス概要
提供対象者:獣医師・畜産農家
提供価格:以下の通り(税別)
■獣医師
1アカウント単位:月額2万円
1診療所単位:月額5万円(5人まで。以降1人あたり月額1万)
■畜産農家
無料(今後有償化予定)
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