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電波が弱い地域でも「飼料残量の見える化」実現 YE DEGITAL新サービス開始2023年3月2日

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株式会社YE DEGITALは2023年3月より、飼料タンク残量管理システム「Milfee」のLoRa親子通信モデルの提供を開始した。これにより携帯電話回線(LTE電波)の状況が悪くIoT導入が困難だった地域でも、飼料残量の見える化が実現する。

電波が弱い地域でも「飼料残量の見える化」実現 YE DEGITAL新サービス開始

「Milfee」は、タンク内の飼料残量を計測し、携帯電話回線を用いて一括管理するシステム。端末を既存の飼料タンクに後付けすることで、タンク内の残量を計測して遠隔で一括管理ができるシステム。従来難しいといわれていた粉体状の飼料も計測ができ、2022年4月にリリースから、200以上の農場で設置されている。

今回のLoRa親子通信モデルは、インターネットが敷設されている事務所に「親機」を設置し、タンクに設置した「子機」と親子通信を行うことで、携帯電話回線がつながりにくい地域でもIoT化を実現する。

Milfee LoRa 親子通信モデル設置イメージMilfee LoRa 親子通信モデル設置イメージ

LoRaはLPWA(Low Powwr Wide Area)通信の一種で、Wi-Fiと比較しても通信距離が長く、消費電力が低いため、電源工事をすることなく設置できる。これまで12の農場で実証実験をし、好評だった。

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