6月1日は「牛乳の日」、6月は「牛乳月間」消費拡大へ取り組み実施 農水省2023年5月29日
農林水産省は、国連食糧農業機関(FAO)が定めた6月1日の「世界牛乳の日(World Milk Day)」と、国内では(一社)Jミルクが定めた6月の「牛乳月間」にあわせ、牛乳乳製品の消費拡大に向けた、様々な取組を予定している。
農水省は2022年6月、酪農乳業団体のJミルクと、牛乳乳製品の消費を拡大する「牛乳でスマイルプロジェクト」を立ち上げ、企業・団体・自治体など、メンバーが350を超えるまで取組の輪が広がっている。
牛乳月間を盛り上げる取組では5月29日~6月9日、農水省内の「消費者の部屋」で「荒川 弘〈百姓貴族〉×TOKYO NODAI×農林水産省」と題して展示を開催。期間中は、マンガ家になる前に北海道で実家の酪農・畑作業に従事していた荒川氏の農家エッセイ・コミック『百姓貴族』(新書館)と、東京農業大学とのコラボ企画を実施する。パワフルエピソード満載のマンガと、東京農業大学教員の解説による「捨てられる作物」「牛の話」「うんこは宝!」など、各コーナーを設置し、持続可能な農業や環境、いのちについて紹介する。
一方、農水省内あふ食堂(農林水産省本館B1F)では5月29日~6月30日、牛乳月間の取組として、「食」を通じて、酪農家を応援するメッセージを込め、牛乳をテーマにしたメニュー販売と牛乳イベントを実施。食堂は職員以外で利用できる。また、今後増加が期待される訪日外国人観光客に対しては、牛乳乳製品の魅力を発信し、国内外の需要を拡大するため、成田空港第1ターミナルで6月1日と2日にLL牛乳を配布する。
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