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家庭内消費 需要拡大の努力を Jミルク2023年6月26日

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Jミルクの需給短信(6月22日発表)では、家庭内需要は依然として低調で継続的な需要拡大努力が必要だとしている。

6月12日週の牛乳類の販売個数は、牛乳が全体をけん引して6月5日週よりも増加した。

前年同期比では牛乳類トータルで97.6%だが、牛乳は98.5%、乳飲料は99.4%と前年並みとなっており、今後に期待がかかる。

一方、ヨーグルトはドリンクタイプ、個食タイプは微増、大容量タイプは微減。全体として依然、前年を下回っている。

インバウンド需要は5月はコロナ前の68%で4月よりも1ポイント回復した。今後、中国政府の日本への団体旅行解禁が実施されれば、訪日客は大きく回復すると予想されている。

気象庁の向こう1か月間予報では平年よりも暑くなる可能性が高いと見込まれているが、8月からの価格改定を控え消費の動向が注目される。

Jミルクは「梅雨明けと同時に夏本番となるため、飲用向けを中心に安定的な製品の供給を果たせるよう準備は欠かせない」とし、需要拡大と理解醸成を実施しつつ、「消費機会を失わないよう業界全体で一体的となった需給調整の体制が必要となる」としている。

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