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畜産DX促進 東京工業大との共同研究成果を発表 オンラインセミナー実施 Eco-Pork2023年10月26日

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株式会社Eco-Porkは、2022年から東京工業大学と進めてきた共同研究「生産現場におけるスマート技術採用の促進抑制要因」についての論文を完成し、両者の共著で発表。10月31日にその研究成果をオンラインセミナーで発表する。

畜産DX促進 東京工業大との共同研究成果を発表 オンラインセミナー実施 Eco-Pork

Eco-Porkは2022年2月に東京工業大学と共同研究契約を締結し、 同大学環境・社会理工学院の大橋匠准教授と「生産現場におけるスマート技術採用の促進/抑制要因」についての研究を開始した。

国内の養豚現場では、高齢化による離農や若者の農業離れによる担い手不足が深刻な問題となっており、スマート技術を効果的に養豚現場へ導入しながら省力化を図り生産性を高めるためのDXが、その解決に寄与すると考えられている。同研究では、DXが進む/進みづらい要因について、養豚事業者へのヒアリングをもとに、地域、環境、事業体などの観点から傾向と分析をまとめた。

31日開催のオンラインセミナーでは、この研究成果を紹介しながら、養豚業のDX促進や畜産をはじめとする循環型農業の可能性、多様化するタンパク質の未来について、大橋氏と、共同著者でEco-Pork共同創業者の荒深慎介氏がディスカッションする。

これに先立ち10月10日、Eco-Porkの神林隆代表が、環境・社会理工学院融合理工学系の授業で学生に向けて講演を行った。神林氏が登壇した『エンジニアデザイン概論』の授業は、起業家が語る創業のきっかけや会社の歴史、転機、現在の取り組みなど具体例から、学生たちが「自分だったらどうするか」という仮説を立てて起業家マインドを学ぶもの。神林氏が創業を志すまでの経緯や、転機が訪れた際の行動などに対して、質問や意見が飛び交う活気ある講演となった。

同社と東工大との養豚DXに関する共同研究はいったん終了。今後は、消費者の豚肉購買行動において「環境への配慮」「トレーサビリティ」などが与える影響についての共同研究を進めていく。

◎畜産DX促進についてオンラインセミナー概要

日時:10月31日 16:00~17:00※事前登録制・無料
タイトル:データで読む養豚DXの促進と未来(仮)
登壇者:東京工業大学 環境・社会理工学院准教授 大橋匠氏、Eco-Pork共同創業者取締役 荒深慎介氏
参加申込み: Eco-PorkのHPを参照

Eco-Pork DXソリューション概念図Eco-Pork DXソリューション概念図

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