幌延工場で新技術導入 乾燥汚泥の肥料化と水素エネルギーの利活用でCO2抑制 雪印メグミルク2023年12月22日
雪印メグミルクは、社会的・経済的価値を同期化させた「サステナビリティ経営」推進の一環として、幌延工場(北海道幌延町)で2つの新技術を融合した新たな取組みを開始。乾燥汚泥の肥料化と水素エネルギーの利活用によりCO2排出量を抑制する。
新技術導入イメージ
同社は、持続可能な廃棄物処理について、グレンカル・テクノロジー製のレドックスマスター乾燥機を2024年6月に導入する。
この乾燥機は、極低エネルギープラズマ式イオン・活性酸素等発生装置により生成されたイオンを照射することで乾燥を促進する新しい乾燥システムで、乾燥のために必要なエネルギーが少ないのが特徴。
排水処置設備から排出される余剰汚泥(脱水汚泥)を最小のエネルギーで乾燥させ、廃棄物の大幅な削減と乾燥した汚泥の肥料化を図る。同工場では、バターと粉乳製造に使うボイラ燃料として水素を利用。
LNGと水素を混焼させることで、水素エネルギーの持続的な利用とCO2排出量の削減につなげる。
また、同社は、エア・ウォーターと戸田工業が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構の採択を受けて実施する、水素社会構築技術開発事業「豊富町未利用天然ガスを活用した地域CO2フリー水素サプライチェーンの構築」に参画。
今回の事業を通じて、地域内における水素需要の創出を図り、レドックスマスター乾燥機の主熱源として利用することでCO2排出量を更に抑制する。
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