鶴翔高校「和牛甲子園」出品和牛がふるさと納税返礼品に 鹿児島県阿久根市2024年2月20日
鹿児島県立鶴翔高等学校の農業科学科が1月開催の「第7回和牛甲子園(令和6年)」に出品した和牛が、地元スーパーマーケットで販売開始。また、鹿児島県阿久根市の「ふるさと納税返礼品」として数量限定で登録された。
鶴翔高校で畜産を学ぶ生徒(前列)と関係者
鶴翔高校は、阿久根市内唯一の高校。「総合学科」、「食品技術科」、「農業科学科」の3つの学科があり、旧阿久根農業高等学校から引き継ぎ、2005年3月に商標登録された学校ブランド「3年A組の」の加工品を製造・販売している。鶴翔高校は今回の和牛甲子園で奨励賞だったが、同校の生徒が手塩にかけて育てた出品和牛はA5ランクの.B.M.S.(Beef.Marbling.Standard)No.1と評価され、A5ランクの中でも、高い評価を得られた。
和牛甲子園に出場した鶴翔高校の和牛
現在、鶴翔高校で畜産を学ぶ生徒は、3年生4人、1年生3人の計7人。和牛甲子園には3年生4人と1年生2人が出場した。今回、育てた和牛が地元のスーパーに並ぶことについて、同大会に出場した3年生は「自分たちが丹精込めて育てた牛を、地域の方等お客さんに食べてもらえることはとてもうれしい」と語り、次回の出場にかける1年生は次回大会に向けて、「これまでよりもいい成績を残し、先輩方を超えられるようにしたい。また、今後も研究を進めて牛のストレス軽減を目指したい」と話している。
鶴翔高校農業科学科の生徒が手塩にかけて育てた和牛の枝肉は、阿久根市に子会社の工場があるスターゼン株式会社が競り落とし、地元のスーパーマーケットに卸している。和牛甲子園に出品した和牛は、阿久根市内では、A-Z阿久根店(株式会社マキオ)、TOMORROW脇本店(株式会社スーパーよしだ)で購入できる。また、ふるさと納税返礼品では、地元スーパーマーケット「TOMORROW 脇本店(スーパーよしだ)」で丁寧にカットし、期間限定・数量限定で届けられる。
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