DLG国際食品品質コンテスト「第5回日本大会」35製品で「金メダル」サイボク2024年3月11日
豚の育種から精肉、ハム・ウインナーの製造・販売まで完全一貫体制で手がけるサイボク(埼玉県日高市)は2023年9月23日~25日、神奈川県相模原市(麻布大学)で開かれたDLG(ドイツ農業協会)主催の国際食品品質コンテスト「第5回日本大会」で自社ブランド豚肉を原料にした製品やオリジナル食品など40製品を出品し、35製品が「金メダル」を受賞した。
サイボクの製造部スタッフ
同大会の日本開催は2019年以来5回目で、全国各地81社から457品にのぼるハム・ソーセージ、食肉惣菜、オリジナル食品が出品された。
今大会の受賞結果を受け、1997年から欧州国際食品品質コンテストに挑戦しているサイボク製品の累計メダル受賞数は、金メダル1098個、銀メダル355個、銅メダル128個の総受賞数1581個となる。受賞にあたり、同社製造部課長代理の上田一郎氏は「諸先輩方から技術を継承する中で、このような評価を頂けた事は一つの自信にもなりました。今後も私たち製造部は自社牧場で大切に育てられたゴールデンポークという素材の強みを生かし、お客様に『美味しい』『また買いに来たい』と思って頂けるような商品作りに努めて参ります」とコメントしている。
1887年から毎年開かれているドイツ農業協会主催の「国際食品品質コンテスト」は、出品点数は年間に2万点を超える世界最大規模の食品コンテスト。1993年から、海外からもエントリーが可能になった。今大会はドイツ農業協会から審査員としてドイツおよび韓国から来日した食肉マイスターや研究者ら23人、日本の学識者5人、合計28人の食品審査スペシャリストにより審査を実施。審査方法はドイツ本国と同じで、審査員は公平性の観点から銘柄が分からないようにする「目隠し方式」で外観、内観、食感、風味、味」の5項目について、項目ごとに5点~0点で評価。5点が最高品質となり、この基準に満たない場合は減点。すべての項目で5点を獲得した製品のみが「金メダル」を授与される。
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