「東西酪農の出会い」テーマにIFCN公開会合 7月に十勝で開催 Jミルク2024年5月10日
世界の酪農乳業関係の団体・企業や研究者などでつくる「国際酪農比較ネットワーク(IFCN)」は6月29日~7月2日、北海道帯広市などで、年次研究会合「IFCNデーリーカンファレンス2024」を開催する。
同カンファレンスは、「東西酪農の出会い~アジアの酪農:地域に根差し国際視野で考える~」をテーマに開催。4日間の会期のうち7月2日は一般公開(オープンデー)となる。日本やアジアの酪農乳業の現状や将来展望などに関して講演やパネル討論などが行われ、国内外の研究者や専門家が国際的な視点から議論を深める。
ドイツ・キールに本部があるIFCNは、世界的な乳業メーカーや農業機器・設備メーカー、飼料・飼料添加物メーカー、金融機関など約140の企業・団体が会員となり、100か国以上の大学教授など研究者(リサーチャー)が委嘱を受けて活動に参加。主に各国の酪農経営に関するデータの比較分析を行い、独自の経済モデルや指標も使いながら、報告書などさまざまな形で成果を発信している。国連食糧農業機関(FAO)や国際酪農連盟(IDF)などと連携した活動も行い、日本からはJミルクが会員として参加。「IFCNデーリーカンファレンス」は、25回目で、アジアでの開催は初めて。
オープンデーの会場となる帯広市は、日本屈指の酪農地帯で、十勝地域としての生乳生産量は日本全体の約17%を占める。日本の代表的な酪農地帯であること、酪農場、乳業会社、大学などの関連施設が充実していることなどから、帯広市をはじめ十勝地域が開催地となった。
◎「IFCNデーリーカンファレンス2024」オープンデー概要】
日時:7月2日 午前9時~午後5時
会場:北海道ホテル(北海道帯広市西7条南19丁目1番地)
<会合テーマ>
「東西酪農の出会い~アジアの酪農:地域に根差し国際視野で考える~」
<主な参加対象者>
・日本の酪農乳業関係者・研究者
・行政・自治体関係者
参加申し込み:Jミルク 国際グループ(電話)03-5577-7495、(メール)j-kurihara@j-milk.jpまで問い合わせを。
重要な記事
最新の記事
-
【第45回農協人文化賞】人との出会いに感謝 福島県・会津よつば農協組合長 原喜代志氏2024年8月14日
-
【第45回農協人文化賞】努力する人は希望を語る 共済事業部門 鳥取県・JA鳥取西部前代表理事専務 植田秋博氏2024年8月14日
-
【第45回農協人文化賞】「なくてはならない」組織に 経済事業部門 JA岡山会長 宮武博氏2024年8月13日
-
【第45回農協人文化賞】全ては組合員のために 経済事業部門・JA全農ぐんま 前副会長 大澤孝志氏2024年8月13日
-
関東早場米も店頭5㌔2500円以上が売価に【熊野孝文・米マーケット情報】2024年8月13日
-
【第45回農協人文化賞】きのこが健康けん引確信 営農経済部門・日本きのこマイスター協会理事長 前澤憲雄氏(長野県)2024年8月10日
-
【第45回農協人文化賞】土づくりへのこだわり 営農経済部門 秋田県・JA秋田しんせい前常務 高橋徹氏2024年8月10日
-
シンとんぼ(105) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(15)-2024年8月10日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(22)【防除学習帖】 第261回2024年8月10日
-
土壌診断の基礎知識(31)【今さら聞けない営農情報】第261回2024年8月10日
-
【第45回農協人文化賞】「小さな協同」の実践を目指して 一般文化部門 長野・JA松本ハイランド組合長 田中均氏2024年8月9日
-
【第45回農協人文化賞】「草の根運動」とともに 一般文化部門・JA広島中央会元専務 坂本和博氏2024年8月9日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 香川県2024年8月9日
-
【注意報】果樹カメムシ類急増で被害多発のおそれ 滋賀県2024年8月9日
-
【注意報】ミニトマト、トマトにトマト黄化葉巻病 県中部で多発のおそれ 和歌山県2024年8月9日
-
【注意報】ネギ、ブロッコリー、ダイズにシロイチモジヨトウ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年8月9日
-
(396)首都の場所:赤道ギニア共和国【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年8月9日
-
【'24新組合長に聞く】JA碓氷安中(群馬県)戸塚勉組合長 野菜のブランド産地へ (5/31就任)2024年8月9日
-
米の品種や食味などを分析 米品質診断パッケージ、キャンペーンを実施中 サタケ2024年8月9日
-
北海道産赤肉メロンのパフェとかき氷 期間限定で登場 銀座コージーコーナー2024年8月9日