岩手県で初の豚熱 国内92例目2024年5月30日
農林水産省は5月28日、岩手県で豚熱の患畜が確認されたと発表した。国内92例目で岩手県では初めて確認された。
農場は同県洋野町で約１万7500頭を飼養している。27日に子豚に異常がみられるとの通報があったため県が立ち入り検査をしたところ、豚熱の疑いがあり、農研機構動物衛生研究部門で精密検査を実施した。28日に患畜と判明した。
農水省は同日、防疫対策本部を持ち回りで開き、今後の対応方針を決定、当該農場の殺処分など防疫措置を実施することや、感染経路を究明するため国の疫学調査チームを派遣する。
岩手県は野生イノシシの検査を続けており5月23日現在、累計163頭の感染が確認されていた。
国内91例目の患畜は5月26日に栃木県で確認された。
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