インパクトスタートアップ協会に正会員として加入 Eco-Pork2024年6月18日
Eco-Porkは、(一社)インパクトスタートアップ協会(ISA)に第4期正会員として加入した。養豚を出発点にした「社会課題の解決」の実現を目指す。
インパクトスタートアップは、「社会課題の解決」と「持続可能な成長」の両立を目指す企業体を指す。ISAは、インパクトスタートアップエコシステムを構築し、持続可能な社会の実現することを目的に、2022年10月14日に設立。政財官と協働し、より良い社会を創出するためのポジティブ・インパクトを与えるスタートアップが数多く生まれ、継続的に成長していく環境を作ることを目指し、「共有」「形成」「提言」「発信」の4つの柱で活動を実施している。現在、協会のパーパスに共感し正会員として活動を共にするインパクトスタートアップ企業は138社。活動趣旨に賛同しインパクトエコノミーの拡張を支援する賛同会員企業は、日系・外資系企業を含め11社。
Eco-PorkはISAの活動が、動物性タンパク質の需要が供給を上回る、タンパク質危機を乗り越えて「食肉文化を次世代に残すこと」を目指す同社のビジョンと通底する考えを持っていると考え加入を決めた。今後は、ISA正会員としての活動を通じて、養豚を出発点にした「社会課題の解決」の実現を目指し、取り組む。
同社は、「食肉文化を次世代につなぐ」をVISIONに掲げる、2017年創業した「養豚を起点にしたデータカンパニー」。豚肉生産の全プロセスを可視化・効率化し、持続可能な養豚業の実現を目指している。生育環境や衛生状態などをICT・IoT・AIを活用して効率的かつ適切に管理できるサービス・製品を提供。同社の養豚DXシステムは、現在、国内シェア約12%(母豚数換算)、全国100箇所超の養豚農家で活用されている。
また、創業当時から養豚を出発点とした「社会課題解決」を掲げ、事業推進と併行して、インパクトスタートアップとしての様々な活動・調査・発信を実施。その一環として、2月9日には同社初となるインパクトレポートを公開した。
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