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プリマハムグループ養豚事業会社へアシストスーツ計24台を試験導入 イノフォス2024年8月20日

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東京理科大学発スタートアップのイノフィスは、プリマハムのグループ会社、太平洋ブリーディングに、アシストスーツ計24台を納品。同社では初めて畜産業へ試験導入を開始した。

新たに導入された「マッスルスーツSoft-Power」を着用して飼育を行う作業者

新たに導入された「マッスルスーツSoft-Power」を着用して飼育を行う作業者

今回納品されたアシストスーツは、サポータータイプで最強クラスの補助力で腰の負担を35%軽減する「マッスルスーツSoft-Power」を5台と、より身近で手軽に、服のように装着できる「マッスルスーツSoft-Light」を19台。アシストスーツは太平洋ブリーディングが保有する全国の直営農場7か所へ配備され、飼料や豚の運搬作業や中腰姿勢での飼育作業の身体的負担軽減に貢献する。

豚舎での飼育作業は、飼料の運搬や豚の移動、検査など、腰に大きな負担がかかる作業が多い。一日中運搬作業が続き、屈む姿勢も頻繁に取ることになるが、動物相手の作業現場では機械の導入が難しく、従業員の多くが腰痛に悩まされている。ぎっくり腰で休職する者や定期的な通院を余儀なくされる者も多く、会社としては作業負担の軽減や労働災害防止が急務となっていた。

導入にあたり、太平洋ブリーディング生産管理部の村上花菜氏は「現時点では、サポータータイプならではの装着性が非常に好評で、腰の負担が軽減されたとの報告も寄せられている。アシストスーツは従業員の作業負担軽減にとどまらず、作業の効率化、採用課題の解決にも寄与することが期待される」とコメントしている。

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