畜産資材のECサイト「U-マルシェ」オープン デザミス2024年10月2日
畜産IoTを提供するデザミスは9月30日、畜産資材のECサイト「U-マルシェ」をオープンした。海外の商品や国内の中古品、和牛およびホルスタインの受精卵など、これまでの畜産業界では出会える機会が少なかった、新しい選択肢を提供。主に、牛を飼養する酪農家、和牛繁殖・肥育農家を対象に、安く、手軽に購入できる商品を揃えている。
畜産資材のECサイト「U-マルシェ」は、畜産経営における選択肢を拡大し、様々な情報を発信するために立ち上げられた。一般的な流通ではなかなか入手しにくい海外で大量生産されている畜産資材を輸入し、安価で提供。日本で飼養されている牛は約400万頭だが、アジアで最も牛の多い中国では6000万頭、世界では計15億頭もの牛が飼養されており、その分様々な資材が生産されている。日本でもこれらの多様な選択肢から選べるよう体制を整え、将来的には多様な国々から資材を購入できる状態を目指す。
また、これまで購入する機会や方法がなかった別の地域の商品など、より幅広い選択肢からそれぞれの牧場に合った最適な商品を選ぶことができ、販売者にとっても、より幅広い顧客にアプローチできるようになる。
さらに、全国の畜産農家の倉庫で眠っている使わない農機や、高額な資材などの資産を市場に流通させて、サイト上で簡単に売買できる体制を構築。畜産現場では、規模の拡大・縮小や離農などにより、農機などの資材を使わなくなることがあるが、こうした資材を有効活用できるよう、農家同士での売買を支援する仕組みを「U-マルシェ」に組み込んだ。
このほか、牛の繁殖に欠かせない受精卵を購入できる。主に家畜としての牛の繁殖には、母牛の体内に精液を注入する人工授精と、体外で授精させた受精卵を移植する受精卵移植の2通りがある。このうち受精卵移植に用いる受精卵を、凍結させた状態で全国各地に配送。これにより、近隣の地域ではあまり流通していないような血統の受精卵を購入するという新しい選択肢を提供する。
重要な記事
最新の記事
-
【人事異動】農林水産省(10月1日付)2024年10月2日
-
畜産資材のECサイト「U-マルシェ」オープン デザミス2024年10月2日
-
【役員人事】朝日アグリア(10月1日付)2024年10月2日
-
令和6年産秋田米「サキホコレ」壇蜜さん出演テレビCMなどプロモーション展開 秋田県2024年10月2日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」福岡県産小麦100%使用「もちもち子うどん」を味わう JAタウン2024年10月2日
-
「おおいた和牛・豊後牛モ~っとお得に!キャンペーン」開催中 JAタウン2024年10月2日
-
堀ちえみさんへの応援メッセージ募集 がん啓発トークイベントで紹介 パルシステム共済連2024年10月2日
-
10月、11月は「食から日本を考える。月間」国民運動「ニッポンフードシフト」を強化 農水省2024年10月2日
-
JA三井リース 本社を移転 2026年秋に日本橋へ2024年10月2日
-
2024年度研修No.8「農業現場におけるロボット活用の現状と展望」開催 千葉大学植物工場研究会2024年10月2日
-
10月は豆乳月間「和パスタのお店『こなな』」で共同でキャンペーン 日本豆乳協会2024年10月2日
-
10月の野菜生育状況「さといも」価格は平年を下回る見込み 農水省2024年10月2日
-
「群馬のこんにゃく食べて応援企画」対象商品購入者で味噌だれプレゼント JAタウン2024年10月2日
-
「サカタグループ 調達方針」制定 「人権相談窓口」設置 サカタのタネ2024年10月2日
-
高崎市の中学校で特別授業 カードゲームでSDGsを身近に体感 パルシステム群馬2024年10月2日
-
【第10回JA営農・経済フォーラム JAの実践報告②】意向確認から要望実現へ JAふくしま未来 西幸夫常務2024年10月1日
-
【第10回JA営農・経済フォーラム JAの実践報告③】「地域ぐるみ」を念頭に JA愛知東 河合司常務2024年10月1日
-
【特殊報】タケ類にシナチクノメイガ 府内で初めて確認 京都府2024年10月1日
-
高値での取引が続く6年産米【熊野孝文・米マーケット情報】2024年10月1日
-
Jミルク9月需給見通し 生乳生産6万トン強の下方修正 後継乳牛減少で供給減懸念2024年10月1日