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【次期酪肉近】自民畜酪委で団体要請 生乳需給、飼料自給、生産基盤強化を2025年2月14日

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農水省の次期酪肉近骨子案提出を前に、12日の自民党畜酪委員会で関係団体要請を受けた。JA全中、中央酪農会議などからは、生産基盤強化、国主導による系統外も含め全参加型の生乳需給調整、濃厚飼料も加えた飼料自給向上への意見が相次いだ。(農政ジャーナリスト・伊本克宜)

■将来展望と営農継続できる方針こそ

冒頭、簗和生自民畜酪委員長は、関係団体の要望を踏まえ「次期酪肉近はメッセージ性があり、生産者が展望を描き営農継続できる方針とすることが重要だ」と強調した。

団体要請でJA全中の樽井功酪農委員長は「生産基盤弱体化に歯止めが効かない。次期酪肉近は、将来のわが国の畜産・酪農の分水嶺となる」と指摘。そのうえで、系統外も含め関係者一体となった生乳需給調整のセーフティーネット確立の明記を求めた。出席議員からは改正畜安法の問題点指摘や「国が主導して生乳需給調整を行うべき」などの意見が出た。

■現行生乳目標780万トンは堅持を

次期酪肉近の焦点の一つは現行生乳目標780万トンの扱い。全中や中央酪農会議では最低でも780万トンの堅持を求めている。直近の生乳需給は脱脂粉乳の過剰が重くのしかかるが、ヨーグルト需要が機能性の評価から活性化し始めるなど明るい兆しも見えてきた。

同日の畜酪委では出席議員から「最低でも現行780万トンを確保したうえで、できれば需要開拓を進めながらプラスアルファで拡大できないか」など、最低でも780万トン堅持を明記すべきとの意見が相次いだ。農水省からは「生乳需給調整と意欲的な生産数量目標をどう両立させるかが非常に大きな課題だ」と苦慮する姿勢をにじませた。

■なぜ濃厚飼料明記しないのか

また、畜酪委で谷口俊二全中畜産委員長は飼料自給率向上の関連で「先に示した次期酪肉近構成案の中で濃厚飼料の対応方向が明記されていない」と疑問を指摘。そのうえで、「子実トウモロコシ飼料用米などの着実な推進をすべきだ」と強調した。

農水省は畜産部会での次期酪肉近関係資料で飼料自給率向上が極めて重要として、青刈りトウモロコシ拡大を前面に出している。半面、輸入濃厚飼料代替となる子実用トウモロコシ増産は、輸入と国産のコスト差が大きいことから消極的な姿勢に終始している。

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