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「アニマルウェルフェアアワード2025」養鶏業に刺激を与えたキユーピーなど3社が受賞2025年4月25日

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NPO法人アニマルライツセンターは4月23日、畜産動物のアニマルウェルフェアにとって重要な取り組みをした企業を評価するアニマルウェルフェアアワードを発表。2025年は、キユーピー、シャトレーゼ、七星食品を選定した。

アニマルウェルフェア2025アニマルウェルフェア2025

アニマルウェルフェアアワードは、畜産水産動物福祉の向上に取り組む認定NPO法人アニマルライツセンターが、前年度(2024年4~2025年3月末)の間でアニマルウェルフェア向上に最もインパクトのあった企業の取り組みを評価するもの。

日本でも進みはじめた畜産動物・水産動物のアニマルウェルフェアだが、その動きを大きく進めるのは企業の取り組み。アニマルライツセンターは、この1年間で重要な一歩を踏み出した企業として、キユーピーとシャトレーゼに「アニマルウェルフェアアワード鶏賞」に、七星食品に同豚賞に選定し、その取り組みを高く評価した。

<3社の取組>

鶏賞:キユーピー株式会社
キユーピーは2024年、OpenWingAllianceとのキャンペーンと交渉により、欧米で使用するすべての卵をケージフリーにすること、グローバルでは2027年までにマヨネーズに使用する卵を20%ケージフリーにすること、また、日本では2030年までにマヨネーズに使用する卵の20%にあたる量をケージフリーで調達し、さらにケージフリーの市場拡大を目指すことを明らかにした。

これにより数十万羽の鶏がケージから解放されることとなり、これまでの国内企業の取り組みの中では最大の鶏への恩恵になることが評価された。

鶏賞:株式会社シャトレーゼ
シャトレーゼは自社で放牧養鶏を始め、2024年にその卵を使ったプリンの販売を『YATSUDOKI』のブランドで開始。平飼い卵の安定調達と、中長期的に見た企業価値向上を目標に、大手製菓企業が自社内で養鶏を始めるのは新たな方法となる。また、放牧4万羽という世界水準を超えるアニマルウェルフェアに取り組むことは、日本の卵業界、および製菓業界に衝撃を与える。さらに、ケージフリー卵の需要増加に対し、十分な供給ができない状態の国内養鶏を刺激した、インパクトの高さを評価された。

豚賞:株式会社七星食品
七星食品は香川県、徳島県に位置する養豚場。国際的なアニマルウェルフェアをいち早く取り入れ、妊娠ストールフリーに取り組んできた。2025年、新たな一歩として、残りの母豚の妊娠ストール豚舎もストールフリーに建て替えることを決め、動き始めた。

七星食品は1棟目の妊娠ストールフリー豚舎から、その価値と経験を、他の養豚業者にも伝えている。養豚大手が妊娠ストールフリーに向けて動き始める一方、国内の中小養豚場が取り残されつつあるなか、七星食品の活躍と姿勢は大きなインパクトを与える。

アニマルウェルフェアを正しく前向きに捉え、従業員の働きがいにつなげ、小売業と協働で発信も行うという、アニマルウェルフェアを実践する生産者としての価値を、最大限に活かす姿勢が評価された。

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