JA東京むさしが省エネ・照明デザインアワードグランプリ2013年1月11日
環境省は1月8日、省エネ・照明デザインアワード2012の受賞者団体を発表した。公共施設・総合施設部門でJA東京むさしがグランプリを受賞した。
同アワードは、商業施設やオフィスなどの照明で、優れた省エネ効果と高いデザイン性を両立している施設を表彰するもの。これらの施設の照明は、施設から出るCO2排出量の約2割を占めており、照明環境の整備は有効な地球温暖化対策となる。
2012年度は68件の応募があり、3部門でそれぞれ1つのグランプリと計26の優秀賞が選ばれた。
JA東京むさしは平成24年5月7日に本店を新築オープン。「竹の背負いかご」をイメージした斬新なデザインのルーバー(羽板)が特徴的だ。このルーバーは外光を建物内に取り込みつつ、日よけの役割も果たす。また館内の照明に節電効果の高いタスクアンビエント照明を導入するなど、省エネ効果も高い。
その他の部門では、商業・宿泊施設部門で東急百貨店の渋谷ヒカリエShinQs(シンクス)、まち・住宅・その他部門で東京都墨田区の押上・業平橋駅周辺地区が選ばれた。
アワードの表彰式は1月15日13時から日経ホール(東京・大手町)で行われる。表彰式ではグランプリ受賞団体の取り組み発表も行われる予定。
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