「食育」に高い関心 JA全農調査2013年1月18日
JA全農は24年度に開いた「ひろがれ" 弁当の日"全農親子料理教室」に参加した保護者に「食育」や「農業」に関するアンケートを実施し、その結果を1月10日公表した。
今年度、都内で5回実施した同料理教室には148人の親子が参加、その保護者71人にアンケートを行った。
その全員が「食育」は必要であると考えており、その目的として「子どもに正しい食の知識(選択能力・味)を教えるため」との回答が32%でもっとも多かった。次いで「子どもに日本の食べ物や農業の大切さを知ってもらうため」(23%)。
また、「子どもたちに農業の大切さを伝えていくためにはどうすればいいか」では「料理を通して米や野菜のできる過程やおいしさを伝える」が29%でもっとも多く、その他「野菜や果物の種類・旬など、食材に関する知識」(18.1%)、「料理についての知識や技術」(17.4%)となった。
子どもの好きな野菜を聞いたところ1位トマト、2位ジャガイモ、3位サツマイモの順。この3品目は昨年度もトップ3に入っている。
JA全農は「弁当の日」に賛同し、23年度からご飯を中心に季節感や栄養バランス、日本の伝統食を取り入れたメニューに配慮し親子料理教室を開いている。
保護者からは「食を通じて親子で一緒に同じ目的を持て充実していた」、子どもたちからは「自分がいつも食べているものにいろいろな人の手がかかっていることを改めて実感した」「たくさんの命に感謝をしなくてはいけないと思った」などの感想が寄せられた。
(関連記事)
・母親への食育支援が有効 Jミルクが牛乳乳製品の食生活動向調査 (2012.12.19)
・広がる食農教育 JA福井市 (2012.12.04)
・野菜・果物を食べる頻度増える JC総研の消費行動調査 (2012.12.03)
・食育ソムリエ養成の通信教育が堅調 JC総研の認定者増える (2012.11.20)
重要な記事
最新の記事
-
令和7年春の叙勲 JA山口中央会元会長・金子光夫氏、JAからつ組合長・堤武彦氏らが受章2025年4月29日
-
【'25新組合長に聞く】JAようてい(北海道) 金子辰四郎組合長(4/11就任) 「国民の胃袋」支える誇り胸に2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(上)2025年4月28日
-
全農 備蓄米 4月に5万5000t出荷2025年4月28日
-
経営支え夢を応援 地域農業の発展、金融の力で 先進事例にみるJA・信連の取り組み(下)2025年4月28日
-
【JA人事】石塚克己(茨城県)石塚克己組合長を再任(4月26日)2025年4月28日
-
令和7年度「3-R畜産たい肥散布体験会」を開催 JA全農ひろしま2025年4月28日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2025年4月28日
-
二重米価制で農政を刷新せよ【森島 賢・正義派の農政論】2025年4月28日
-
ジャガイモ・馬鈴薯・ニドイモ・ナツイモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第337回2025年4月28日
-
【農業協同組合研究会】5月31日に研究大会 新基本計画と今後の農政テーマに2025年4月28日
-
里山再生ビオトープ「クミカ レフュジア菊川」創設 クミアイ化学工業2025年4月28日
-
JA大阪南管内ブドウ圃場で農業資材「スキーポン」試験開始 アクプランタ2025年4月28日
-
「世界ミックスダブルスカーリング選手権」日本代表チームの食事をサポート JA全農2025年4月28日
-
「JA全農杯全国小学生選抜サッカー決勝大会」全国から出場計16チームが決定2025年4月28日
-
JAタウン イメージキャラクター「じぇー太」のクリアファイル新発売2025年4月28日
-
全農杯全日本卓球選手権大会栃木県予選会 副賞のとちぎ和牛など「ニッポンの食」で子どもたちを応援 JA全農とちぎ2025年4月28日
-
和紙の製造技術を応用した農業用マルチシート「和紙マルチ」販売開始 日本製紙パピリア2025年4月28日
-
国産ジビエ認証施設に宮城県「大崎市ジビエ食肉処理加工等施設」認証 農水省2025年4月28日
-
お茶を楽しむ「チャチャっとお茶生活キャンペーン」開始 農水省2025年4月28日