「北と南の交流協定」締結 JA津軽みらい・JA南さつま2013年1月25日
JA津軽みらい(青森)とJA南さつま(鹿児島)は相互交流を深めることを目的に1月24日、東京・大手町のJAビルで「北と南の交流協定」を締結した。
両JAは青森県の旧平賀町(ひらかまち)と鹿児島県の旧知覧町(ちらんちょう)がかねてから姉妹都市として交流がさかんだったことをきっかけに約10年前から特産物を中心とした交流を続けてきた。
今回、交流協定を締結したことで、農業振興の情報交換や役職員の人材交流、自然災害発生時の助け合いなど、「なおいっそう絆を深めていきたい」(JA南さつま農産・生活担当・柚木弘文参事)としている。
締結式でJA津軽みらいの阿保直延組合長は「より広く、より深く交流していきたい」、JA南さつまの下野賢治組合長は「農協は地域とともにある。一緒になってがんばっていければ」と述べた。
JA全農営農販売企画部の久保省三次長は「現在検討中の次期中期3カ年計画の大きな柱は元気な産地づくりと国産農畜産物の販売強化。その具体的な取り組みとしてJA同士の積極的な交流はとても重要。今後も場の提供などで協力していきたい」と話した。
この日、JAビル4階農業・農村ギャラリーでは交流協定締結を記念して農産物や加工品の合同販売会を行い、JA津軽みらいのりんごやJA南さつまの知覧茶やキンカンなどが並び、客足は盛況だった。合同販売会は25日も行った。
(写真)
上:締結式で握手を交わすJA南さつまの下野組合長(中央左)とJA津軽みらいの阿保組合長(中央右)
下:24日の合同販売会のようす
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(103) -みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(13)-2024年7月20日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(19)【防除学習帖】 第258回2024年7月20日
-
土壌診断の基礎知識(29)【今さら聞けない営農情報】第259回2024年7月20日
-
コメの先物取引は間違い【原田 康・目明き千人】2024年7月20日
-
(393)2100年の世界【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年7月19日
-
【'24新組合長に聞く】JA鹿児島きもつき(鹿児島) 中野正治組合長 「10年ビジョン」へ挑戦(5/30就任)2024年7月19日
-
冷蔵庫が故障で反省【消費者の目・花ちゃん】2024年7月19日
-
農業用ドローン「Nile-JZ」背の高いとうもろこしへの防除も可能に ナイルワークス2024年7月19日
-
全国道の駅グランプリ2024 1位は宮城県「あ・ら・伊達な道の駅」が獲得 じゃらん2024年7月19日
-
泉大津市と旭川市が農業連携 全国初「オーガニックビレッジ宣言」2024年7月19日
-
生産者と施工会社をつなぐプラットフォーム「MEGADERU」リリース タカミヤ2024年7月19日
-
水稲の葉が対象のDNA検査 期間限定特別価格で提供 ビジョンバイオ2024年7月19日
-
肩掛けせず押すだけで草刈り「キャリー式草刈機」販売開始 工進2024年7月19日
-
サラダクラブ三原工場 太陽光パネルの稼働を開始2024年7月19日
-
「産直アウル」旬の桃特集 生産者が丹精込めて育てた桃が勢揃い2024年7月19日
-
「国産ももフェア」直営飲食7店舗で25日から開催 JA全農2024年7月19日
-
「くまもと夏野菜フェア」熊本・博多の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年7月19日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(1)地域住民とともに資源循環 生ごみで発電、液肥化2024年7月18日
-
【現地ルポ】福岡・JAみなみ筑後(2)大坪康志組合長に聞く 「農業元気に」モットー2024年7月18日
-
【注意報】野菜・花き類にオオタバコガ 栽培地域全域で多発のおそれ 既に食害被害の作物も 群馬県2024年7月18日