約3割が週1回以上子どもと料理 JA全中「みんなのよい食プロジェクト」調査2013年2月22日
JA全中は4歳?小学6年の子どもを持つ親に、子どもとの料理や農業体験に関するアンケート調査を行い、その結果を2月20日に公表した。
この調査はJAグループが取り組む「みんなのよい食プロジェクト」の一環で、4歳?小学6年生の子どもを持つ30?40歳代の男女800人にインターネットで行った。
子どもと料理をする頻度を聞いたところ、全体で17.5%が「週1?2回」と答えた。
「一緒に料理をすることがない」という母親は12.5%、父親は31.3%だった。一方、週1回以上子どもと一緒に料理をしている母親は32.1%、父親は31.9%と、ともに3割を超えている。
「ほぼ毎日」という父親は11.8%で母親の7.8%より高かった。
また、自身が子どもの頃に母親と料理をした経験のある父親・母親に子どもと料理をする頻度が高い傾向となった。
一緒に料理を始めた子どもの年齢の全体平均は5.2歳。子どもにさせていることは食材や材料を混ぜる・こねること、食材を切ること、卵を割ることなどが多く、メニューはおにぎり、カレー、ハンバーグが上位となった。
一緒に料理をすることで子どもにもたらす効果を聞いたところ、もっとも多かったのが「料理の楽しさを感じる」(68.5%)。次いで「親子のコミュニケーションになる」(66.6%)、「自分で作ったという自信につながる」(60.6%)となった。
◆農業体験ありは約8割
子どもと一緒に農業・収穫体験をしたことがある人は約8割にのぼり、今後やってみたいという意向も85%と高くなっている。
子どもにもたらす農業・収穫体験の効果は「親子のコミュニケーションになる」と考える人が58.6%でもっとも多く、次いで「農作物を作る苦労を学び生産者への感謝の気持ちを育てる」(50.5%)、「農作物を作るプロセスを体感できる」(50.0%)となった。
(関連記事)
・高校生が食と農で被災地支援 JA全中「みんなのよい食プロジェクト」 (2013.01.30)
・「ごはん」の大切さ呼びおこす20作品を表彰 第37回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール (2013.01.11)
・届くとうれしいお歳暮は「国産の牛肉・豚肉」 JA全中調べ (2012.11.28)
・「内食」にしたいが夕食作る時間なし JA全中が女性の意識調査 (2012.10.02)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(128)-改正食料・農業・農村基本法(14)-2025年2月8日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(45)【防除学習帖】第284回2025年2月8日
-
農薬の正しい使い方(18)【今さら聞けない営農情報】第284回2025年2月8日
-
【人事異動】JA全農(3月31日付、4月1日付)2025年2月7日
-
農産物輸出 米、牛肉、りんごなど9品目が過去最高 24年実績2025年2月7日
-
【注意報】さとうきびにメイチュウ類 先島諸島、南大東島で多発のおそれ 沖縄県2025年2月7日
-
【生乳需給調整】「全参加型」の基金造成へ 改正畜安法クロスコンプラインアンス対応 Jミルク2025年2月7日
-
北海道産チーズの魅力発信 地チーズ博2025始まる ホクレン2025年2月7日
-
(421)国際価格と家計感覚【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月7日
-
「もうだめなようだ」【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第327回2025年2月7日
-
「書道・交通安全ポスター」コンクール 大賞受賞者28名を表彰 JA共済連2025年2月7日
-
「おおいた和牛・豊後牛モ~っとお得にキャンペーン」開催中 JAタウン2025年2月7日
-
お客様送料負担なし「2月9日は肉の日!和牛をたべようキャンペーン」開催 JAタウン2025年2月7日
-
「青森ながいもキャンペーン」10日から開催 JA全農あおもり2025年2月7日
-
「おかやま和牛肉」大特価 対象商品を特別価格で販売 JAタウン2025年2月7日
-
村上農園 過去最高の売上高113億円「ブロッコリー スーパースプラウト」が急伸2025年2月7日
-
手軽に本格的なおつまみを キユーピー業務用「スノーマン レバーペースト」新発売2025年2月7日
-
フォトジャーナリスト安田菜津紀さん講演会「東北から命をみつめて」開催 生活クラブ・千葉2025年2月7日
-
「第3回全国いちご選手権」埼玉県本庄市「あまりん~極~」が最高金賞 日本野菜ソムリエ協会2025年2月7日
-
登録内容変更 殺菌剤「ピリカット乳剤」 エス・ディー・エス バイオテック2025年2月7日