前年上回る利益 JA全厚連が通常総会2013年7月24日
JA全厚連は7月23日、東京・大手町のJAビルで第65回通常総会を開き、平成24年度の事業報告などを承認した。
JA全厚連の24年度の事業収益はほぼ前年並みの4億4200万円、事業利益は370万円(前年度は960万円の損益)、経常利益は前年度に比べて1100万円増の6100万円だった。
厚生連全体の決算状況としては、病院を持つ22厚生連(医療事業厚生連)の当期利益が160億円、病院を持たない12厚生連(健康管理厚生連)が同4億8600万円と、ともに前年を上回る利益を計上した。
24年度の取り組み成果としては、高齢者介護施設の設置促進の結果、地域包括支援センターが2施設増えて、計14施設となった。
健康増進活動では、施設検診が1000人増の132.2万人となったが、巡回検診が3.6万人減の209.5万人だったため、全体では3.5万人減の341.7万人だった。がん検診受信者は4万人減り87.1万人となった。
また、医療資材コスト削減への支援として、新潟、高知、鹿児島の3厚生連から委任を受けて医薬品卸と価格交渉を行った結果、21年を100とする薬価差指数が、23年には116.8にまで上昇していたものを103.4にまで低減させるなどの成果を収めた。
(関連記事)
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