記念誌「夢を、耕す。」発行 JAはだの創立50周年2013年10月18日
神奈川県JAはだのはこのほど、創立50周年記念誌『夢を、耕す。』を発行し、全組合員に配った。タイトルの通り、同JAがこれまで取り組んできた協同活動の歴史を振り返り、将来に向けて協同活動を積み上げて行こうという思いを込め、正組合員だけでなく、准組合員にも広く読んでもらえるよう、分かりやすく見やすい内容になっている。
JAはだのは昭和38年に秦野市内5農協が合併して誕生。さらに41年に2農協と2次合併し、今日に至っている。管内は、かつて葉タバコと落花生の産地として知られたところだが、昭和40年代から花木、野菜、果樹など、施設を利用した都市型農業に変わった。現在は安全、安心の高まりを受け、ファーマーズマーケット「はだのじばさんず」を拠点として地産地消の取り組みで、全国的にも知られている。
生産者や青年・女性部などの組織活動が活発で、組合員の参加・参画の取り組みが進んでおり、総代制をとらず、総会は3000人収用の会場を使い、准組合員の参加も呼び掛ける。また、教育基金として組合員1人当たり5万円を積み立てたり、地元の協同組合の先駆者で、二宮尊徳の報徳精神を広めた安居院庄七の本を出版したりするなど教育活動も活発。アジアとの共生でタイや韓国の農協との交流も深めている。
『夢を、耕す。』は、こうした活動を年を追って紹介。「特に准組合員にJAの活動、地元の農業について知ってもらいたい」(同JA企画管理課)という思いを込めた。准組合員も含めた全世帯、1万30部を配布した。
(写真)
新たな発展を願ってJAはだのが発行した創立50周年記念誌『夢を、耕す。』
(関連記事)
・JAはだの、韓国マラソン大会に10年連続で参加 「アジアとの共生」活動(2012.10.19)
・今こそ報徳思想を学び農業・農協の復興を 新世紀JA研究会第10回セミナーinJAはだの(神奈川県)(2011.07.29)
重要な記事
最新の記事
-
【JA部門】優秀賞 やりがいを感じる仕事で組合員対応力の強化 JAうつのみや TAC・出向く活動パワーアップ大会20242024年11月26日
-
令和6年「農作業安全ポスターデザインコンテスト」受賞作品を決定 農水省2024年11月26日
-
農水省「あふ食堂」など5省庁食堂で「ノウフク」特別メニュー提供2024年11月26日
-
鳥インフル 米オクラホマ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月26日
-
マークアップ上限kg292円に張り付いたSBS入札【熊野孝文・米マーケット情報】2024年11月26日
-
「りんご搾り粕」から段ボール「りんごジュース」出荷へ実用化 JAアオレン2024年11月26日
-
JAかみましきで第22回JA祭を開催 過去最多の来場2024年11月26日
-
鹿児島堀口製茶 DX通信に追加出資 地域農業の高度化と地域創生へ2024年11月26日
-
海の環境保全と国内水産業を応援 サンシャイン水族館で生産者と交流 パルシステム2024年11月26日
-
アグリビジネス創出フェア 農水省ブースに「レポサク」展示 エゾウィン2024年11月26日
-
2大会連続日本一の技術 坂元農場の高品質な牛肉づくりを紹介『畜産王国みやざき』2024年11月26日
-
「プレ節」発売10周年記念 無料配布イベント実施 マルト2024年11月26日
-
不健康な食生活がもたらす「隠れたコスト」年間8兆ドル FAO世界食料農業白書2024年11月26日
-
農業資材などお得に 2025年「先取り福袋」12月1日から予約開始 コメリ2024年11月26日
-
宅配システムトドックに「通販型乳がん検査キット」掲載 コープさっぽろ2024年11月26日
-
食品宅配サービスOisix「鈴鹿山麓育ち みんなにやさしいA2ヨーグルト」新発売2024年11月26日
-
需要好調で売上堅調 外食産業市場動向調査10月度 日本フードサービス協会2024年11月26日
-
気候変動緩和策 土地利用改変が大きい地域ほど生物多様性の保全効果は低い結果に2024年11月26日
-
雨風太陽 高橋代表が「新しい地方経済・生活環境創生会議」有識者構成員に就任2024年11月26日
-
サカタのタネ スペイン子会社がアルメリアで新本社の起工式を実施2024年11月26日