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経営改善活動の報告会を初開催 JA全中2013年10月18日

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第1回農業経営改善活動全国実践交流集会

 JA全中は10月17、18日の2日間、東京都内で第1回農業経営改善活動全国実践交流集会を開いた。

大西茂志常務理事 JAグループは農業経営管理支援事業に取り組んでいるが、主催者あいさつで大西茂志JA全中常務は「農業経営改善活動はその最終的なゴール」と話し、「農家の経営をよりよく変えることを支えるJAになるためにも数字で管理することが重要。それがJA事業も変えていく。地域資源と農業経営をマネジメントすることでより地域が元気になる展望を拓いていこう」と呼びかけた。
 研究会ではJA全中の田村政司担い手・農地対策課課長が「農業経営管理支援事業の情勢と今後の課題」について、また、農水省経営政策課の園田雄二調査官が「農業経営政策の今後の取り組み」について報告した。
 実践報告はJAやつしろ(熊本県)の山本久生南部営農センター長代理がトマト農家を対象に単収や品質などのデータ分析に基づく個別指導によって農業経営改善を行っている取り組みを紹介した。
 また、JAこばやし(宮崎県)の高原統括支所の楠田義文畜産課長が「オールJAによる農家経営支援の取り組み」と題して全職員あげて青色申告の記帳代行や巡回などを通じて経営改善支援にあたっていることが報告された。
 2日目はJAにいがた南蒲(新潟県)の小塚洋輔営農企画課調査役の「農業経営管理支援の取り組み」、JA甘楽富岡(群馬県)の黒澤賢治理事の「データに基づく経営管理と生産出荷計画の策定に向けた取り組みが報告されたほか、東北大学の盛田清秀大学院教授が「農業経営改善活動に向けたJAの役割と期待」と題して基調講演を行った。

(写真)
あいさつする大西常務

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