JA女性理事1000人超す JA全中まとめ2013年11月13日
JA全中は11月12日、女性のJA運営参画の現状についてまとめた。女性役員が1117人となり1000人の大台にのった。
平成24年の第26回JA全国大会決議では女性のJA運営参画に関わる数値目標として▽正組合員25%以上▽総代10%以上▽理事2名、を盛り込んだ。
JA全中のまとめでは25年の女性正組合員比率は19.78%と対前年比で0.58ポイント増えた。目標には及ばないものの20年の16.56%から増え続けている。
女性総代比率は6.9%と同0.4ポイント増えた。20年では4.6%だった。
女性役員(理事・経営管理委員・監事)は同148人増えて1117人となった。1JAあたりの平均女性理事数は1.59人となっている。20年では0.77人だった。
県内すべてのJAで女性役員がいる県は昨年より2県増えて14県となった。女性常勤役員は▽副組合長1名▽専務理事1名▽常務理事2名▽常勤監事10名、の計14名となっている。 一方、「女性役員ゼロJA」は54減って211となり、全JA(703)に占める割合は約3割となった。ただし、男女共同参画基本計画では25年度までに「指導的地位にある女性(役員)のいない農協をゼロにする」としており、この目標達成は困難な状況にある。
3つの数値目標を達成した「3冠JA」は53となった。
【すべてのJAで女性役員がいる県】
栃木、愛知、京都、奈良、鳥取、島根、岡山、山口、香川、佐賀、長崎、熊本、沖縄、岐阜、高知(15県)
【3冠JA】
▽JA仙台
▽JAみどりの
▽JA横浜
▽JAセレサ川崎
▽JAさがみ
▽JAかながわ西湘
▽JA相模原市
▽JA松本ハイランド
▽JAあづみ
▽JAなんすん
▽JA大井川
▽JAひまわり
▽JA蒲郡市
▽JA兵庫六甲
▽JA兵庫南
▽JAハリマ
▽JA丹波ひかみ
▽JAながみね
▽JA紀の里
▽JA紀北かわかみ
▽JAみなべいなみ
▽JA紀南
▽JA石見銀山
▽JAいわみ中央
▽JA広島市
▽JA安芸
▽JA広島ゆたか
▽JA福山市
▽JA広島北部
▽JA三次
▽JA岩国市
▽JA南すおう
▽JA山口中央
▽JA山口宇部
▽JA板野郡
▽JA西条
▽JAおちいまばり
▽JA土佐あき
▽JA高知市
▽JAむなかた
▽JA粕屋
▽JA福岡市東部
▽JA福岡市
▽JA糸島
▽JA筑紫
▽JAにじ
▽JAくるめ
▽JA北九
▽JA福岡京築、JAながさき県央
▽JAべっぷ日出
▽JAかごしま中央
▽JAさつま日置
(53JA)
(関連記事)
・全青協、女性協が街宣 「TPPを知ってほしい」(2013.10.01)
・JA全国女性協が東北復興応援の旅(2013.08.27)
・JA運営への参画で前進 JA全国女性協総会(2013.05.24)
・【特別寄稿】大会決議の実践、女性の活躍に期待 JA全中・萬歳章会長(2013.01.21)
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
変革恐れずチャレンジを JA共済連入会式2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
「八百結びの作物」が「マタニティフード認定」取得 壌結合同会社2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日