JAの労働法務相談減る JC総研まとめ2013年11月20日
JC総研は、平成25年度上半期の「人事・労務にかかる労働法務に関する相談」の受付概要をとりまとめた。それによると相談件数は321件で、前年度比15%の減だった。労働関係法の改正事項がなかったためみられる。
相談項目別では、労働時間関係が43件(前年同期47件)で、賃金・退職金関係が42件(同56件)、パート労働関係が28件(同34件)、メンタルヘルス関係21件(同46件)が続く。
相談内容を分析すると、労働時間適正管理対応、時間外労働や休日労働の割増賃金支払上の留意事項、未払い残業対応など、監督官庁が重点事項として取り組んでいる事項については、引き続き相談が寄せられた。
また、メンタルヘルス関連の相談は、JAにおける安全衛生・健康管理で引き続き大きな問題になると想定され、休職後の職場復帰の際の法的留意点としての安全配慮義務などの相談が中心になっている。
(関連記事)
・住民本位の地域づくりを JC総研が公開研究会(2013.09.09)
・JC総研、震災復興と協同組合の役割で公開研究会(2013.07.11)
・お米、若い層でも「品質重視」 JC総研調査(2013.07.09)
・「震災復興は漁協の性格に即して」JC総研(2013.05.27)
・労働法務相談増える 改正労働契約法などをひかえて JC総研(2012.10.25)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(139)-改正食料・農業・農村基本法(25)-2025年4月26日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(56)【防除学習帖】第295回2025年4月26日
-
農薬の正しい使い方(29)【今さら聞けない営農情報】第295回2025年4月26日
-
1人当たり精米消費、3月は微減 家庭内消費堅調も「中食」減少 米穀機構2025年4月25日
-
【JA人事】JAサロマ(北海道)櫛部文治組合長を再任(4月18日)2025年4月25日
-
静岡県菊川市でビオトープ「クミカ レフュジア菊川」の落成式開く 里山再生で希少動植物の"待避地"へ クミアイ化学工業2025年4月25日
-
25年産コシヒカリ 概算金で最低保証「2.2万円」 JA福井県2025年4月25日
-
(432)認証制度のとらえ方【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月25日
-
【'25新組合長に聞く】JA新ひたち野(茨城) 矢口博之氏(4/19就任) 「小美玉の恵み」ブランドに2025年4月25日
-
水稲栽培で鶏ふん堆肥を有効活用 4年前を迎えた広島大学との共同研究 JA全農ひろしま2025年4月25日
-
長野県産食材にこだわった焼肉店「和牛焼肉信州そだち」新規オープン JA全農2025年4月25日
-
【JA人事】JA中札内村(北海道)島次良己組合長を再任(4月10日)2025年4月25日
-
【JA人事】JA摩周湖(北海道)川口覚組合長を再任(4月24日)2025年4月25日
-
第41回「JA共済マルシェ」を開催 全国各地の旬の農産物・加工品が大集合、「農福連携」応援も JA共済連2025年4月25日
-
【JA人事】JAようてい(北海道)金子辰四郎組合長を新任(4月11日)2025年4月25日
-
宇城市の子どもたちへ地元農産物を贈呈 JA熊本うき園芸部会が学校給食に提供2025年4月25日
-
静岡の茶産業拡大へ 抹茶栽培農地における営農型太陽光発電所を共同開発 JA三井リース2025年4月25日
-
静岡・三島で町ぐるみの「きのこマルシェ」長谷川きのこ園で開催 JAふじ伊豆2025年4月25日
-
システム障害が暫定復旧 農林中金2025年4月25日
-
神奈川県のスタートアップAgnaviへ出資 AgVenture Lab2025年4月25日