最優秀賞にJAえちご上越 農作業の危険改善2014年2月5日
平成25年度農作業危険個所改善コンクール
全国農作業事故防止対策連絡協議会はこのほど、平成25年度農作業危険個所改善コンクール受賞組織と個人を発表した。団体の部では新潟県JAえちご上越が最優秀賞、リーダーの部では新潟県上越市の池田東司さん(農事組合法人箕冠ファーム)、長野県千曲市の森正文さん(姨捨棚田名月会)の2人が優秀賞を獲得した。
JAえちご上越は、法人・生産組織の農作業安全管理者の養成に力を入れている。特に機種ごとに農作業安全作業マニュアルを作成し、朝礼で危険個所・作業を確認するなど危険予知活動を行っているところなどが評価された。
池田東司さんは、法人の農作業安全管理者として、研修会や資格取得講習会に積極的に参加している。また、ほ場乗り入れ口の場所を変更して大型機械が出入りしやすくしたほか、草刈り時の事故につながるおそれがある畔や農道の障害物を除去するなど意識の高さと実践力が評価された。
同じく優秀賞の森正文さんは、農業体験に訪れた学生らへの農作業安全指導を行うことで、安心して農作業ができる環境づくりに貢献。棚田オーナー制度の安定した運営・地域農業の継続につながる活動が評価された。
◇
なお、全国農作業事故防止対策連絡協議会は、農機具災害や農業事故に関する調査・研究を行い、またはその防止対策を進める諸機関・団体で構成する。
団体表彰の部で、優秀賞以下は次の通り。
○優秀賞
池田町農業構造政策推進協議会(北海道)
○優良賞
▽JAいずも(島根県)
▽鳥取県農作業安全・農機具盗難防止協議会
▽JAさが(佐賀県)
▽JA小松市労災保険特別加入組合(石川県)
▽JA鳥取西部・農機自動車部農作業安全委員会(鳥取県)
▽JA福光(富山県)
▽JAいしのまき(宮城県)
○特別表彰
JA山口中央(山口県)
(関連記事)
・農作業事故防止の推進会議 2月、都内で(2014.01.30)
・地域農業システムづくりへ、JAの役割とは(2013.12.06)
・安全な農作業は永遠の課題 三廻部眞己氏に聞く(2013.08.30)
・「死亡事故ゼロをめざして」農作業安全確認運動(2013.08.29)
・「一人ひとりが主役」 秋の農作業安全確認運動(2013.07.23)
重要な記事
最新の記事
-
【特殊報】ホウレンソウにクロテンコナカイガラムシ 県内で初めて確認 神奈川県2024年12月23日
-
【注意報】カンキツ類にミカンナガタマムシ 県内全域で多発 神奈川県2024年12月23日
-
24年産新米、手堅い売れ行き 中食・外食も好調 スーパーは売り場づくりに苦労も2024年12月23日
-
「両正条植え」、「アイガモロボ」 2024農業技術10大ニュース(トピック1~5) 農水省2024年12月23日
-
多収米でコメの安定生産・供給体制を 業務用米セミナー&交流会 農水省補助事業でグレイン・エス・ピー ①2024年12月23日
-
多収米でコメの安定生産・供給体制を 業務用米セミナー&交流会 農水省補助事業でグレイン・エス・ピー ②2024年12月23日
-
香港向け家きん由来製品 島根県、新潟県、香川県からの輸出再開 農水省2024年12月23日
-
農泊 食文化海外発信地域「SAVOR JAPAN」長野、山梨の2地域を認定 農水省2024年12月23日
-
鳥インフル 米アイダホ州、ネブラスカ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年12月23日
-
農林中金 当座預金口座規定を改正2024年12月23日
-
農林中金 変動金利定期預金と譲渡性預金の取り扱い終了2024年12月23日
-
「JA全農チビリンピック2024」小学生カーリング日本一は「札幌CA」2024年12月23日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」栃木県で三ツ星いちご「スカイベリー」を収穫 JAタウン2024年12月23日
-
秋元真夏の「ゆるふわたいむ」大分県で「地獄めぐり」満喫 JAタウン2024年12月23日
-
「全農親子料理教室」横浜で開催 国産農畜産物で冬の料理作り JA全農2024年12月23日
-
「愛知のうずら」食べて応援「あいちゴコロ」で販売中 JAタウン2024年12月23日
-
Dow Jones Sustainability Asia Pacific Indexの構成銘柄7年連続で選定 日産化学2024年12月23日
-
「東北地域タマネギ栽培セミナー2025」1月に開催 農研機構2024年12月23日
-
NTTグループの開発した農業用国産ドローンの取り扱い開始 井関農機2024年12月23日
-
北海道立北の森づくり専門学院 令和7年度の生徒を募集2024年12月23日