家の光が総会 25年度発行部数は微減2014年6月25日
家の光協会は23日、第71回通常総会を東京・大手町のJAビルで開き、平成25年度事業報告、役員退任に伴う補欠選任などについて了承した。
25年度は、同協会の事業3か年計画(平成25?27年)の初年度で、「次代へつなぐ協同」の実践に向けて総合的な事業機能発揮に努め、特にTPP交渉や農業政策の見直し等の情勢変化を踏まえ、JAの組織強化のため適格な情報発信に注力したことを報告。
また、JAグループ職員による「家の光」解読運動を展開。また震災復興やTPPなどの農政問題について「家の光」「地上」「ちゃぐりん」「やさい畑」など、それぞれの媒体の特性を生かした企画内容に努めた。
各媒体の部数は「家の光」が月平均(12、1月号を除く)55万7483部(前年対比4873部減)、「地上」が2万2284部、「ちゃぐりん」(8月号を除く)が5万1843部だった。このほか食農教育では「JA家の光(親子)クッキング・フェスタ」を52JA65会場で、「JAちゃぐりんフェスタ」を126JA295会場で開催した。
役員改選では、前・全国農協青年組織協議会副会長の益子丈弘氏の退任に伴い、同協議会副会長の天笠淳家氏を選任した。同協会の園田俊宏会長は、JA攻撃の高まりやTPP交渉をめぐる厳しい情勢を踏まえ、諸媒体を通じて、「地域のライフラインを支えているJAへの理解を得るため国民を巻き込んだ広範な運動を展開していきたい」と述べた。
(関連記事)
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