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ベトナムに和食レストラン「花蝶」 JA全農2015年10月26日

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調理済み食材を特殊な冷凍技術で輸出

 JA全農は平成26年2月、(株)フードワークスとの合併会社「(株)わしょくワークス」を設立した。同社の取り組みの1つとして、10月28日18時からベトナムのホーチミン市で和食レストラン「花蝶」を開店させる。

 (株)わしょくワークスは、日本国内の工場(セントラルキッチン)で調理した国産食材を特殊な冷凍技術を用いて海外に輸出。専門の料理人が海外にいなくても冷凍食材を店舗内で解凍・盛り付けることで、現地レストランで本格的な和食が食べられる事業モデルの実践に取り組んでいる。
 この取り組みの一環として、ベトナムのホーチミン市にあるニューワールドサイゴンホテル内に和食レストラン「花蝶」を出店する。
 日本人やベトナム人に向けた出店だが、ホテル内に滞在する多国籍の人々にも和食文化のすばらしさを発信していく予定となっている。また、ベトナム人の平均年齢は20代後半と若く、現在この世代層中心に健康志向・安全安心志向が高まっていることも含め、和食を食べてもらう機会を増やしていくとしている。
 (株)わしょくワークスは、ベトナム出店を契機に他国への出店も計画している。
 全農グループは今後もこうした取り組みを通じ、国産農畜産物の輸出拡大と日本の農業発展に貢献していくとしている。

和食レストラン「花蝶」店内、鉄板焼き

(写真)和食レストラン「花蝶」店内、鉄板焼き

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