赤字子会社減少 JA全農2016年8月1日
JA全農の7月29日の総代会で了承された27年度の業務報告では、子会社の状況についても報告された。
これによると、全農の子会社・子法人は128社あるが昨年12月新設の1社を除いた売上高は、2兆6346億1100万円で当期純利益は227億9100万円となっている。また、関連法人は139社あるが、売上高などの一定基準を満たす48社の売上高は1兆2582億8100万円、当期純利益は169億3000万円となっており、その合計は売上高で3兆8928億9200万円、当期純利益は397億2100万円となっている。
子会社・子法人127社のうち黒字会社は118社で全体の92.9%、赤字会社は9社で同7.1%となっている。26年度の赤字会社は19社・15.0%だったので、赤字会社だった10社が黒字化したことになる。
連結する子会社・公法人128社と持分法を適用した非連結子会社及び関連法人等139社、合計267社を加えた全農の連結決算によると、事業収益は6兆0658億6900万円、事業費用は5兆8457億9500万円、事業利益は2200億7300万円、当期剰余金は193億5800万円となっている。
事業収益を事業分野別にみると、米穀農産が7783億8700万円で前年比93%、園芸が1兆2521億0700万円で同106%、畜産が2兆1639億0700万円で同98%、営農。生産資材が8894億6100万円で同105%、生活関連が8891億5600万円で同85%、その他(運輸等)が2085億7300万円で同94%となっている。事業間の内部取引金額を差引いた合計は6兆0658億6900万円で同98%となっている。
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