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農家の心込めたお米に感謝-作文・図画コン表彰式2017年1月16日

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 JA全中は1月14日、第41回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクールの表彰式を東京都内で行った。

農家の心込めたお米に感謝-作文・図画コン表彰式 このコンクールは昭和51年から始まり、現在はJA全中が推進している「みんなのよい食プロジェクト」の一環として今年で41回を迎えた。
 今回は作文部門5万2110点、図画部門6万9805点もの応募作品があった。表彰式では内閣総理大臣賞をはじめとする上位賞に選ばれた20名の受賞者を表彰した(内閣総理大臣賞2名、文部科学大臣賞6名、農林水産大臣賞6名、全国農業協同組合中央会会長賞6名)。
 主催者の奥野長衛JA全中会長は「このコンクールは日本の豊かな食と国土を支えてきた米やごはん、日本農業について学んでもらうために実施している。最近は異常気象が問題で、昨年は熊本地震や北海道の台風など自然災害が度重なった。米の作況は103だったが、他の野菜などは値が上がった。野菜の値が上がったということは農家の収入が減るということ」などと農業の問題をもっと知ってほしいと呼びかけた。
 審査会委員長の農政ジャーナリスト・中村靖彦氏は「応募作品には毎年特徴がある。今年は災害が端的に表現されていた。みなさんは意識していないが世相や農村の動きを反映する大事なコンクール動きを反映する大事なコンクールになっている」と指摘した。実際、内閣総理大臣賞は図画、作文とも、災害と米を描いた作品が選ばれた。
 また、家族の絆やふれあいを描いた作品が多かったことも特徴だったと指摘し「おじいさん、おばあさんだけでなく、ひいおじいさん、おばさんからも吸収、勉強して感性をみがきながら作品にしていた。こうした絆が保たれていけば、いじめや非行の問題は起きない。それだけお米、ごはんの力は強いと豊かな気持ちで審査することができた。これからも豊かな学校生活を送ってほしい」などと話した。
 作文部門で内閣総理大臣賞を受賞したのは茨城県つくば市立桜南小学校5年の木村葵さんの「水害を乗りこえて」。木村さん家族は、数年前から常総市の農家、池田さんの作った米を食べているが、一昨年の東日本豪雨災害でそこは大きな被害を受けた。木村さんは被害を受けた水田で倒れた稲の刈り取り作業を苦労して手伝いながら、農家の働く姿と言葉に触れ、作文にはその体験から考えたことを綴った。
 表彰式では自ら朗読。「米は普通に作っていると思っていましたが、農家の人が心を込めて作ったものだと分かりました。稲刈り体験をしてからは残さずに食べるようになりました」と話していた。 図画部門で内閣総理大臣賞を受賞したのは静岡県浜松市立南部中学校3年の柴田沙希さんの「おにぎり一つ、うれしくてありがたい」。熊本地震のニュースで知った炊き出しの様子を描いた。
 「おにぎりの配給所を描こうと決めてインターネットなどで調べました。米の白さを残しながら立体感をつけるのが難しく苦労しました。受賞に驚いています」と話していた。絵のなかで涙している女の子は、おにぎり1つをもらうまでに2時間かかったことを知って描くことを決めたという。
 表彰された入賞作品は1月16日(月)~31日(火)午後3時までJAビル4階(東京・大手町)の農業・農村ギャラリー「ミノーレ」で一般公開される。
 両作品はこちらから確認できます。
(写真)受賞者のみなさん

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