人・JA・地域 広げよう協同の輪 家の光大会2017年2月20日
第59回全国家の光大会
(一社)家の光協会が主催する第59回全国家の光大会が2月15日に広島市で開かれた。28年度のJA普及実績表彰、家の光文化賞促進賞表彰と第67回家の光文化賞表彰のほか、体験発表(記事活用の部、普及・文化活動の部)の審査表彰が行われた。大会では「JA教育文化活動」への取り組みと、農業者の所得増大、農業生産の拡大、地域活性化を基本目標とする自己改革をすすめ、組合員のアクティブメンバーシップの確立をめざすことなどを申し合わせた。
今大会のスローガンは「人・組織・地域をつなぎともに創ろう豊かな未来」。
主催者の(一社)家の光協会・木村一男代表理事会長は、昨年11月に「協同組合の理念と実践」がユネスコの世界無形文化遺産に登録されたことに触れ「私たち農協組織を含め世界で評価されたことを誇りに思う。『家の光』をはじめ本会が発行する媒体で今まで以上に協同組合の素晴らしさを発信していく」と話し、また『家の光』創刊100周年ビジョンとして掲げた「人・組織・地域の幸せづくりをめざす農協運動の底力」となるため「家の光協会の役職員一同が総力を挙げて、JAを拠点とした仲間づくりや、地域の元気づくりにつなげていくためにJA教育文化活動の取り組み強化をすすめていく」とあいさつした。
来賓を代表して湯﨑英彦広島県知事、奥野長衛JA全中会長、香川洋之助JA広島中央会会長があいさつをした。
大会では28年度のJA普及実績表彰と家の光文化賞促進賞の表彰、第67回家の光文化賞の表彰が行われた。
第67回家の光文化賞を受賞したのはJAあいち尾東、JAしまね、JA延岡。同賞は昭和24年に制定され、教育文化活動の取り組みが創意工夫に富み、家の光事業がJAの事業・活動のなかで明確に位置づけられ成果を挙げているJAを顕彰するもので、これまでに延べ275組合が受賞した。
また、記事体験発表の全国大会には以下の9人が出場し全員に「家の光協会会長特別賞」が贈られ、発表に対する審査で最優秀賞、審査員特別賞が選ばれた。
【記事活用の部】
〈最優秀賞=志村源太郎賞〉「"ぱれっと"いこう! 仲間とともに 新しい朝の光を目指して」海野澄子(JAさがえ西村山)
〈審査員特別賞〉福本アヤ子(JA尾道市)
その他の出場者(家の光協会会長特別賞受賞)古川由美(JA兵庫西)、村上ユリ(JAしまね)、大橋(※橋は異体字)幸子(JAしもつけ)、判治純代(JA遠州夢咲)
【普及・文化活動の部】
〈最優秀賞=JA全中会長賞〉「『家活に挑む!』~みんなの笑顔が見たいから~」佐藤昭子(JA菊池)
その他の出場者(家の光協会会長特別賞)熱田由香(JAしまね)、髙橋のぞみ(JAいわて花巻)。
(近日中に詳報記事掲載)
(写真)大会ではJA教育文化活動に取り組み豊かでくらしやすい地域社会の実現をめざそうと参加者全員で申し合わせた。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(117) -改正食料・農業・農村基本法(3)-2024年11月9日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (34) 【防除学習帖】第273回2024年11月9日
-
農薬の正しい使い方(7)【今さら聞けない営農情報】第273回2024年11月9日
-
【注意報】野菜類・花き類にオオタバコガ 県南部で多発のおそれ 兵庫県2024年11月8日
-
香川県で国内6例目 鳥インフルエンザ2024年11月8日
-
鳥インフル 過去最多発生年ペースに匹敵 防疫対策再徹底を 農水省2024年11月8日
-
高い米価続くか 「下がる」判断やや減少2024年11月8日
-
国内初 牛のランピースキン病 福岡県で発生2024年11月8日
-
(409)穀物サイロ・20周年・リース作り【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月8日
-
高温対策技術研修会を開く JA鶴岡2024年11月8日
-
「農業を成長産業に」 これからのJA運動めぐり議論 新世紀JA研究会2024年11月8日
-
事業利益 前年同期比4.9億円増 JA全国共済会上期決算2024年11月8日
-
「天穂のサクナヒメ」コラボ「バケツ稲づくりセット」先行申込キャンペーン開始 JAグループ2024年11月8日
-
みどりの協同活動(仮称)の推進 新世紀JA研究会・福間莞爾常任理事2024年11月8日
-
廃棄ビニールハウスから生まれた土産袋で「おみやさい」PRイベント実施 千葉県柏市2024年11月8日
-
食料安全保障・フードテックの専門家が分析「飼料ビジネストレンド」ウェビナー開催2024年11月8日
-
旬のイチゴを「食べ比べ」12種&5種 予約受付開始 南国フルーツ2024年11月8日
-
JAアクセラレーター第6期 採択企業9社が6か月間の成果を発表 あぐラボ2024年11月8日
-
"2035年の農業"見据え ヤンマーがコンセプト農機を初公開2024年11月8日
-
カボチャ試交No. 「AJ-139」を品種名「マロンスター139」として新発売 朝日アグリア2024年11月8日