JC総研 「全国連盟」検討報道を否定2017年4月21日
(一社)JC総研は、「協同組合で全国連盟」を検討するとの一部報道機関の記事について4月18日、「そうした議論や検討は一切行われていない」と否定する見解を公表した。
同報道ではJC総研が「全国連盟」「協同組合の司令塔」、「日本版協同組合同盟」等を立ち上げるとされているが、JC総研は「そうした議論や検討は一切行われておらず、関係者の誤解や懸念を招きかねないことを深く憂慮している」と見解を示した。
JC総研は農協をはじめ生協、漁協、森林組合などの協同組合に関する理論や法制度、経営管理や、協同組合間連携などについて調査研究を行っている。平成23年に発足した。
日本協同組合連絡協議会(JJC)の事務局を28年4月からJA全中から、29年4月からはJJCから直接受託しており、当初からの協同組合全般に関する研究に加え、協同組合間の連携強化にかかる事務局機能を担っている。
JC総研は「協同組合横断のシンクタンクとして協同組合の一層の発展を図るには、協同組合の連携を強化することが必要だと考えており、今後ともその役割を果たす所存」としている。
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