甲子信用組合が解散決議を承認2017年7月5日
甲子信用組合は6月26日の通常総代会で9月30日を解散日とする解散決議を承認した。
甲子信用組合は農林中央金庫の前身である産業組合中央金庫の役職員が中心となり、関東大震災後の役職員の住宅復旧資金供給をおもな事業とした「保証責任甲子信用購買利用組合」として大正13年に設立された。その後、昭和25年に甲子信用組合に改組された。
これまで農林中央金庫の役職員等を組合員とする信用組合として住宅ローン貸出などを通じて福利厚生の充実に取り組んできたが、近年は金融機関の選択肢も広がり、同組合の役割は終えたとして昨年6月の総代会で解散方針を決定していた。
9月末の解散認可後、残余財産等の確定と分配などを経て清算される。
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