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地域版の機械開発へ 高知県JA土佐れいほく2017年7月21日

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 高知県のJA土佐れいほくは、6次産業化に必要な機械の研究・開発に、県内の産業機械メーカーと業務提携し、地域の農業に合ったオリジナルな機械の開発に挑戦している。この春に正式に業務提携し、牛ふん堆肥のペレット化などに挑戦している。

業務提携書を交わす西村行雄JA土佐れいほく組合長(右) 農畜産物の付加価値を高めるため加工事業など、新しい事業に取り組むJAや農業法人等が増えているが、その際、求める機械や設備が手に入らないことが少なくない。JA土佐れいほくは、JA出資法人の(株)れいほく未来を通じ、隣接するの南国市の産業機械メーカーと連携して対応している。
 日常的に情報交換できることから、現場の評価や改良点を聞くことができる。2010年にはメーカーが開発した柑橘の搾汁システムを、同JAのユズ加工施設に導入している。この春には正式に業務提携し、研究・開発に拍車をかける。当面、れいほく未来が運営する「土佐あかうし」の生産基地からでる牛ふん堆肥のペレット化の研究を進める。同県では、今年の2月、JAグループ高知と県内の経済界の8団体が農商工連携で協定を結んでいる。

 (写真)業務提携書を交わす西村行雄組合長

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