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秋の味覚で、市場関係者と意見交換会 JA前橋市2017年10月19日

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 JA前橋市(群馬県)は、JA全農「みのりみのるプロジェクト」の一環として、10月18日にJA全農の直営店「ラ・カンパーニュ」で、同JAの旬の食材を首都圏の市場関係者・バイヤーに直接紹介する「秋の味覚・JA前橋市 農産物意見交換会」を開催した。

 会場には、青果の市場関係者をはじめ花きや食肉卸市場関係者、前橋市、JA前橋市の役職員など40名が参集。
 会場入り口には、JA前橋市の特産で、前橋市が食の安全・安心や地産地消に取り組んでいる品質の良いと認めた食品に与えている「赤城の恵」認証の野菜や加工品が並べられ、ラ・カンパーニュで調理されふるまわれた。
 開会にあたって前原節雄JA前橋市組合長は、28年度のJA販売事業は180億9074万円に上っていること。また、組合長を先頭にJA役職員が自ら売場に立ち、販売力機能を強化する取組みをしていること。今回の企画はJA全農の提案を受け、1年間準備し、9月23日には銀座三越でみのりみのるマルシェで前橋のみのりを開催し、役員も売場に立ち販売促進を行い大盛況だったと報告。

あいさつするJA前橋市の前原組合長(写真)あいさつするJA前橋市の前原組合長

 そして、この催しが、「実需者の皆様、取引先との活発な意見交換を進め、マーケットインの発想に基づき、皆様の求める農畜産物の生産し、そのことで皆様の事業発展に貢献できるウィンウィンの関係を築き将来に向けてJA前橋市の生産基盤の持続的拡大をはかり、日本の食料自給率の維持向上の一翼を担えればと思っています」と語り、さらに「そのことが生産者・組合員および消費者に支持されるJAになるための、自己改革の目標と考えている」とあいさつした。
 また、JAでは30年度には生産の効率化と高品質な安定生産による野菜生産拡大をめざしてキュウリとナスの集荷選果場を稼動させる予定であることも披露した。
 前橋市の関孝雄農政部長は、2015年の前橋市の農業産出額は、309億円で、全国1719市町村の第12位にあり「誇らしく思っている」。また、前橋市が平成22年から認証・推奨している「赤城の惠」ブランドが現在67品目になっており、市としても販路拡大に努めているとあいさつした。
 また、JA全農の久保省三常務理事が、JA前橋市の農業の発展と市場関係者との良好な関係構築を祝い乾杯の音頭をとった。

JA全農の直営店「ラ・カンパーニュ」で、同JAの旬の食材を首都圏の市場関係者・バイヤーに直接紹介する「秋の味覚・JA前橋市 農産物意見交換会」を開催(写真)会場風景

 その後、同店の北岡飛鳥シェフが調理した上州牛まえばし・赤城南麓きゅうり・赤城南麓ねぎを食材とした料理に出席者は舌鼓をうち、和やかに歓談した。

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