秋の味覚で東北復興を応援 全中・経団連等がマルシェ2017年11月2日
JAグループは、経団連が11月1日から1か月行なう「東北復興応援フェスタ」に参加し、東北6県JAの農産物や加工品をPRする「大手町マルシェ×JAまるしぇ」を開く。1日、東京都千代田区の大手町でキックオフセレモニーを開き、東北の農産物・加工品の購入を呼びかけた。
東北復興応援フェスタは、大手町周辺にゆかりのあるJA全中・農林中金・三菱地所・エコツェリア協会の4者による組織で、平成29年6月から「大手町・丸の内・有楽町エリアでの食と農のコミュニティづくり」を進めており、マルシェはその一環で、今回で3回目。
(写真)「秋の味覚」をPRする主催団体の代表
キックオフセレモニーでは、経団連の石塚邦雄副会長が「東北の復興には政府も力を入れ、被災地も懸命に頑張っているが、全国のみなさんの支援がないと、風評の払拭はなかなか大変。東北の農産物を食べて支援してほしい」と訴えた。またJA全中の比嘉政浩専務は「組織は違っても食と農は一致できるテーマ。経団連と力を合わせて東北の復興に取り組みたい」と決意を述べた。
(写真)ビルの谷間に売り子の声が響く(東京都千代田区の大手町仲通りで)
大手町の仲通りで、「大手町マルシェ×JAまるしぇ~みんなで耕す大手町畑~『いただきます。秋の東北』と銘打ったマルシェには、東北6県を中心に11のJA等が秋の味覚をPR販売。東北6県の米が一堂にそろい、リンゴも各JA自慢の品種が並んだ。また復興に取り組む若手生産者や野菜染むリア、JA職員と交流できる「青空教室」も開く。
出品したJAは次の通り。
JA十和田おいらせ(青森県)、JA岩手ふるさと(岩手県)、JAあさひな(宮城県)、JA仙台(同)、JA宮城中央会(同)、JA大潟村(秋田県)、JA櫛引農工連(山形県)、JAさくらんぼひがしね(同)、JAふくしま未来(福島県)、JA全農福島(同)、JA全農いちごいちえ。
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