全農ミートオリジナル品 商談会で人気2018年2月19日
スーパーマーケット・トレードショー(SMTS2018)、デリカテッセン・トレードショー、外食FOOD TABLEが同時に開催するFOOD TABLE in JAPAN2018が、2月14日から16日まで3日間、幕張メッセで行われた。SMTS2018には、JA全農ミートフーズ(株)が出展し、商談コーナーを大きく設置、3日間とも商談予約が殺到し、国産素材を使用したオリジナル商品への関心の高さを証明していた。
国産素材を使用したオリジナル商品と全農チキンフーズ(株)、JA高崎ハム(株)そしてJA全農ミートフーズの子会社・(株)吉田ハムの商品がブース外側に陳列され、食品スーパーや小売店、中食・外食のバイヤーなどの関心を集め、大きな人垣ができていた。
(写真)人垣ができた全農ミートのブース
ブース内の商談コーナーには、事前に予約していた食品スーパーや小売店はじめ中食や外食の仕入れ担当者に、国産素材を100%使用し、ドイツ農業協会が主催し「世界最高レベルの品評会」である「DLGコンテスト」で最高水準の品質の証である「金賞」を受賞している「プレミアム黒毛和牛ハンバーグ」をはじめとする各種ハンバーグ、同じくDLG金賞受賞の国産豚肉で作ったパセリ風味が香る洋風肉団子「業務用 フリカデル」や人気商品である「ローストビーフ」「ローストポーク」の業務用スライス済ガスパックなど十数品が試食用として供されていた。また、、自動車運転をしない人には、これらに合う全農オリジナルワインの「勝沼町ワイン」(赤と白)やいま女性に大人気のホワイトビールがサービスされ、商談の雰囲気を盛り上げていた。
(写真)全農ミートフーズのオリジナル人気商品
記者も試食させてもらったが、家庭用も業務用も素材である牛肉・豚肉・鶏肉の味を活かしたおいしさで、別に供された味付け牛肉カルビには思わず「白いご飯が欲しいですね」といってしまうほどだった。
商品開発を担当する山本慧さんは「肉などの素材の味や旨さを活かした味付けやソースで、優しい味の商品開発をするようにしている」と、一つひとつの商品について丁寧に説明してくれた。
同社事業開発部の伊津井正弘部長によれば、同社は生協や食品会社用のPB商品の開発・製造に長らく携わってきたが、2年前から自社ブランド商品の開発にも取組んできている。とくに昨年秋に全農に商品開発部が誕生したことで、オリジナル商品の開発・販売に勢いが生まれてきたと話していた。
(写真)高級感あふれるパッケージで人気の高崎ハムの商品
また、こうしたイベントの商談ブースでは、「全農らしさ」と「ステータス」を見たいという取引先トップやバイヤーの要望に応え、「このブースに来てよかった」と思ってもらえる「おもてなし」を心がけているとも。
取材したのは最終日の16日だったが、全農ミートフーズのブースには引きも切らず人が訪れ、展示された商品を実際に手に取り見るのは、なかなか大変な様子だった。
(写真)北海道しほろ牛使用の商品も注目の的だ
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