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インドネシアへJA職員派遣-JA邑楽館林2019年7月12日

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 JAグループは発展途上国の農業振興のための農協の組織化などをさらに支援するため5月にJICA(国際協力機構)と連携協定を締結したが、その第1弾として群馬県のJA邑楽館林は中核職員をインドネシアに派遣、7月11日に同JAで壮行式を行った。

インドネシアで支援活動に取り組む職員(前列左から襟川泰成さん、落合威夫さん、高際直人さん)を激励するJA邑楽館林の役員のみなさん。

インドネシアで支援活動に取り組む職員
(前列左から落合威夫さん、襟川泰成さん、高際直人さん)を激励するJA邑楽館林の役員のみなさん。

 

 同JAは組合員が必要とするJAづくりに向けて、職員一人ひとりが課題解決の力を持つ活力がある職場づくりをめざしている。その一環として職員の派遣を決めた。
 7月14日から8月7日まで3人の中核職員をインドネシアでJICAが進める農業プロジェクトに派遣する。
 派遣前にJA役員が事前調査、その結果、▽都市部への高品質な農産物流通、▽農家グループの組織化、▽現地の農業高校と連携した技能実習生の人材育成などにJAの知見が活かせる可能性が高いことが分かった。派遣職員はこうした課題にJAらしい視点で支援活動に取り組むとともに、インドネシアの農家、農協との交流も深める。
 壮行式で江森富夫組合長は「健康管理に注意し元気な姿で戻ってきてほしい」と激励した。
 JICAがインドネシアで取り組む「官民協力による農産物流通システム改善プロジェクト」は2016年2月に始まり20年2月まで支援する。現地の農業省園芸総局が実施機関となり、西ジャワ州のチアンジュール県、ガルット県、ボゴール市、スカブミ市、バンドン県などの農家グループを対象にジャカルタやバンドンなど消費地へ高品質の農産物を流通させ、農家グループの所得増大に寄与している。

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