台風で冠水した果実など出荷しない 風評被害を生まない慎重な報道を要請 JA長野中央会とJA全農長野2019年10月18日
JA長野中央会とJA全農長野は、10月17日、報道各社にあて「台風19号で冠水した果実等の取り扱いに対する報道について(お願い)」をリリースし風評被害につながることがない慎重な報道を要請した。
報道各社にあてた、プレスリリース(令和元年10月17日付JA長野県プレスリリース第16号)は次のとおり。
台風19号で冠水した果実等の取り扱いに対する報道について(お願い)
日頃からJAグループの運営につきましては、格別なるご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度の台風19号で県内において甚大な農業被害が発生しました。JAグループとして、長野県と連携して農作物等の被害に対する技術対策をすすめています。
長野県及びJAグループでは、りんご等果実が冠水、泥等が付着した場合、疫病等衛生面や内部褐変の発生の恐れがあるため、出荷しないよう強く指導を行っています。
しかし、一部の農家で洗浄して販売するとの報道がありました。JA出荷分につきましては、そのような処理によるリンゴ出荷はしておらず、冠水した果実等は、生食はもちろん加工用としてジュースやジャムなどとして流通することはありませんので、風評被害等につながらないよう十分ご留意願います。
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