全国のJA役職員の支援隊を千葉県の被災地へ派遣 10月23日からJA安房の鋸南町へ2019年10月21日
9月に発生した台風15号では、千葉県を中心に甚大な農業被害が発生した。
これまでJAグループ千葉が県内JA・連合会の役職員で構成する「JAグループ支援隊」を派遣するなど、被災地支援に取り組んできたが、被災地域は広範で、長期的支援を実現するためには派遣隊の増員が不可欠だった。
このため、JA全中とJA千葉中央会は、派遣元を全国のJA・連合会に拡大したJAグループ支援隊を10月23日からJA安房管内の鋸南町の被災農家の圃場に派遣する。その後も順次、10月29日から11月29日まで千葉県北部・南部に50人を派遣予定。
被災地支援についてJAグループはこれまで、東日本大震災や熊本地震、西日本豪雨など大規模な災害が発生した際には、JAグループ役職員で構成する「JAグループ支援隊」を派遣するなど、被災地支援に取り組んできた。
台風15号の災害では、これまでJAグループ千葉が県内JA・連合会の役職員で構成する支援隊を9月19日から延べ812人(20日間)派遣したほか、各全国団体も10月8日から延べ195人(各日30人×6.5日間)派遣し、復旧作業を行ってきた。
今回の支援隊は、群馬・東京・愛知・奈良の4都県のJA職員など計16人で構成され、支援隊は10月22日(火・祝)から24日(金)までの4日間、JA安房管内の被災農家の圃場に派遣する。
10月29日(火)からは人員を1日当たり50人に増員し、11月下旬頃まで千葉県北部(JA千葉みらい、JA成田市、JA富里市など)と南部(JA安房など)にそれぞれ20人と30人を派遣する予定。
なお、今後のJAグループ支援隊派遣スケジュールは次のとおり。
【第3陣】10月22日(作業開始は23日)?25日
▽派遣予定先 JA安房
▽派遣予定人数 16人
【第4陣】10月29日?11月1日
▽派遣予定先
○県北部 JA千葉みらい、JA成田市、JA富里市など
○県南部 JA安房など
▽派遣予定人数 50人(県北部に20人、県南部に30人)
【第5陣】11月5日?11月8日 ※派遣予定先・派遣予定人数は【第4陣】と同じ(以下同)。
【第6陣】11月12日?11月15日
【第7陣】11月19日?11月22日
【第8陣】11月26日?11月29日
※第1陣と第2陣は、JA全国機関役職員で編成し派遣。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(119) -改正食料・農業・農村基本法(5)-2024年11月23日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践 (36) 【防除学習帖】第275回2024年11月23日
-
農薬の正しい使い方(9)【今さら聞けない営農情報】第275回2024年11月23日
-
コメ作りを担うイタリア女性【イタリア通信】2024年11月23日
-
新しい内閣に期待する【原田 康・目明き千人】2024年11月23日
-
基本法施行後初の予算増確保へ JAグループ基本農政確立全国大会に4000人 生産者から切実な訴え2024年11月22日
-
「適正な価格形成」国関与で実効的に JA群馬中央会・林会長の意見表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
JAグループ重点要望実現に全力 森山自民党幹事長が表明 基本農政確立全国大会2024年11月22日
-
農林水産省 エン・ジャパンで「総合職」の公募開始2024年11月22日
-
鳥インフル 米モンタナ州、ワシントン州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
鳥インフル オランダからの生きた家きん等 輸入を一時停止 農水省2024年11月22日
-
11月29日「ノウフクの日」に制定 全国でイベント開催 農水省2024年11月22日
-
(411)「豚ホテル」の異なるベクトル【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年11月22日
-
名産品のキャベツを身近に「キャベツ狩り選手権」開催 JA遠州中央2024年11月22日
-
無人で水田抑草「アイガモロボ」NEWGREENと資本業務提携 JA三井リース2024年11月22日
-
みのるダイニング名古屋店開業2周年「松阪牛ステーキ定食」特別価格で提供 JA全農2024年11月22日
-
【スマート農業の風】農業アプリと地図データと筆ポリゴン・eMAFF農地ナビ2024年11月22日
-
自動運転とコスト【消費者の目・花ちゃん】2024年11月22日
-
イチゴ優良苗の大量培養技術 埼玉農業大賞「革新的農業技術部門」で大賞受賞 第一実業2024年11月22日
-
「AGRIST Aiサミット 2024」産官学金オープンイノベーションで開催2024年11月22日