人事2024 左バナー 
JA全農人事情報
左カラム_病害虫情報2021
新聞購読申込 230901
左カラム_コラム_正義派の農政論_pc
左カラム_コラム_米マーケット情報_pc
左カラム_コラム_地方の眼力_pc
左カラム_コラム_食料・農業問題 本質と裏側
左カラム_コラム_昔の農村・今の世の中_pc
左カラム_コラム_花づくり_pc
左カラム_コラム_グローバルとローカル_pc
左カラム_コラム_TPPから見える風景_pc
左カラム_コラム_ムラの角から_pc
ヘッダー:FMC221007SP
日本曹達 231012 PC
20241106 ヨーバル sp

共同購入トラクター提案活動で表彰式 JA全農2019年11月7日

一覧へ

 JA全農は、生産者の声を反映した共同購入トラクター(大型)について、積極的な提案活動を行い共同購入の取り組みで成果をあげているJAとJA担当者を表彰する「共同購入トラクター(大型)提案活動 表彰式」を11月6日、東京・大手町JAビルで行った。

表彰されたJA・担当者の皆さんと久保常務、富田部長表彰されたJA・担当者の皆さんと久保常務、富田部長

共同購入トラクター(大型) ヤンマーアグリ(株)YT357J ZUQH共同購入トラクター(大型) ヤンマーアグリ(株)YT357J ZUQH


全農久保常務 共同購入トラクター(大型)は、JAグループが全国の生産者に提案し、購入を結集することにより、標準的な国内メーカー4社の同クラスのトラクターと比較し、おおむね2?3割生産者購入価格の引き下げを実現した。

 JA全農は、共同購入の取り組みで成果をあげているJAとJA担当者を表彰し、優秀な提案事例を広く全国に発信することで、JAグループ共同購入の提案活動の強化につなげていくこと。そのことで引き続き生産コスト低減に貢献していくとして、全国から推薦されたJAおよびJA担当者の提案活動に優秀取り組みJA(3JA)と優秀取り組みJA担当者(10名)を表彰した。
 JA全農の久保省三常務理事は、表彰式のあいさつで、共同購入トラクターのヤンマーアグリのYT357J ZUQHの共同購入台数が「初年度だけで1550台と3か年目標を達成できたのは、担当者の皆さんが真摯に提案し生産者の信頼を得てきた努力の賜物」であると感謝の言葉を述べた。

(写真)あいさつする久保常務理事

審査講評をする富田部長 また、表彰式の後、JA全農耕種資材部の冨田健司部長が、審査講評を行い、評価のポイントとして次の3点を挙げた。
▽農機部門以外の営農、TAC、金融の部署・担当者の協力をえて、JAが一体となって共同購入への結集をよびかけた。
▽農機担当者が共同購入トラクターの特長である必要・十分な機能を説明、機能を絞ることで価格をおさえたというコンセプトをしっかり生産者に伝えた。
▽行事・イベント、展示会、JA広報誌、チラシ・ポスターなどあらゆる手段を使って、これまでJAを利用していなかった生産者を含めて広くPRした。

(写真)審査講評をする冨田部長

 審査講評の後、受賞事例発表が行われた。
 優秀賞「JAの部」では、JAなすのサービス(株)代表取締役社長の小玉恒夫氏が発表を行った。同社は、JAの営農部門との連携で「購入を検討している生産者の情報がタイムリーに届く」ことや、金融部門との連携で「近代化資金を活用し、消費税増税前の購入を有利に進めることができた。JAの金融部門にとっても実績があがりよかった」など取り組みのポイントを報告。最後にJA全農に対し農機の共同購入という「取り組みを単発に終わらせず、第2弾、第3弾の取り組みに繋げ、せっかく高まった機運を台無しにしないよう継続してほしい」と要望した。

 また、優秀賞「担当者の部」からは、JA愛知みなみ農機自燃部農機課課長補佐の荒木武文氏、JA津安芸農機センターの高岡紀覚氏、JA宮崎中央経済部農機自動車課田野農機センター所長の河野康幸氏の3人が発表を行った。

 JA愛知みなみの荒木氏は、事前推進活動、内覧会の開催、下取りキャンペーンのチラシ配布や広報部門との連携によるPR活動などで成果を挙げたことを報告。「今後も安定を求めるのではなく、新たなことに挑戦し常に成長していきたい。また、管内の組合員に最適な提案活動をすすめJA農機事業を盛り上げていきたい」と決意を述べた。

 JA津安芸の高岡氏は、農機センターでは農機担当職員9人のうち2人を推進専任、5人を推進・整備の兼任、2人を整備専任と分業とし、専任制を基本としている。月に1度内部会議とは別に内部ミーティングを行い情報共有を密にしている。こうした中で提案活動に取り組み事前申し込みを積み上げた。また、「納品後も農家にひんぱんに通って、一緒になって使い方を研究」するなどアフターサービスにも努めているという。

 JA宮崎中央の河野氏は、共同購入トラクターの推進で、畜産農家にはセカンド、サードカーなどとして、畑作農家にはメイン、セカンドカーとしてなど農家のニーズをきめ細かくリストアップしたことなどを報告。チラシやポスター、実演会なども行い、さらには「系統外利用の組合員にも推進を行い、実際に成約し、顧客を増やすことに成功」している。
 JA全農は、今後、事例集を作り全国に配布するとしている。

 今回、「共同購入のトップランナー」として表彰されたJAと担当者は次のとおり。

◆JA表彰「優秀賞」3JA
▽栃木 JAなすのサービス(株)
▽群馬 JA佐波伊勢崎
▽愛知 JA愛知みなみ

◆JA担当者表彰「優秀賞」10名(敬称略)
▽青森 (株)エコー 車両・機械課 中野渡勝則
▽宮城 JAみやぎ登米 農業機械課 鈴木和稔
▽福島 (株)JAサービス夢みなみ しらかわ農機センター 芳賀勝則
▽栃木 JAなすのサービス(株) 渡辺節雄
▽埼玉 JA埼玉ひびきの 農機自動車センター 戸矢幸男
▽愛知 JA愛知みなみ 荒木武文
▽三重 JA津安芸 高岡紀覚
▽徳島 JA板野郡 佐藤直弘
▽大分 JAおおいた 佐伯農機センター 御手洗亮平
▽宮崎 JA宮崎中央 田野農機センター 河野康幸


(関連記事)
「共同購入トラクター」第2弾 中型トラクターを開発 JA全農(2019.07.25)
【JA全農自己改革実践レポート】第1回 共同購入トラクター(2019.03.14)

重要な記事

20241118 トウキョウX SPSP

最新の記事

DiSC:SP

みどり戦略

Z-GIS 右正方形2 SP 230630

注目のテーマ

注目のテーマ

JA共済連:SP

JA人事

JAバンク:SP

注目のタグ

topへ戻る